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J-GLOBAL ID：202002214093034367   整理番号：20A1252314

相分離により形成される集合体中の蛋白質は自己抗原への形質転換を促進する特性を有する 自己免疫に対する意味【JST・京大機械翻訳】

Proteins in assemblages formed by phase separation possess properties that promote their transformation to autoantigens: Implications for autoimmunity

著者 (3件)： Carl Philip L. (Department of Pharmacology, University of North Carolina at Chapel Hill, Chapel Hill, NC, 27599, USA) ,  Fried Howard M. (Department of Biochemistry and Biophysics, University of North Carolina at Chapel Hill, Chapel Hill, NC, 27599, USA) ,  Cohen Philip L. (Department of Medicine, Lewis Katz School of Medicine, Temple University, Philadelphia, PA, 19140, USA)
資料名： Journal of Autoimmunity  (Journal of Autoimmunity)
巻： 111  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0754A  ISSN： 0896-8411  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全身性自己免疫における自己抗体は,プロテオームの約5%だけに対して誘導される。本研究の目的は,集合体の特性(膜のない組織と生物学的凝縮物として知られている)とそれらの蛋白質成分が自己免疫の免疫学的選択性を部分的に説明するかどうかを評価することであった。集合はそれらの蛋白質成分の相分離から生じ,水における油滴の分配に似ている。自己抗原と非自己抗原の相分離のために,予測アルゴリズム(Vernonら,eLife7,2018)から得た傾向スコア(PSコア),すなわち尤度を得た。次に,共有構造特性を同定するために,最高のPSコアと自己抗原を比較した。自己抗原の平均PSコア(n=1050)と非自己抗原の全ヒトプロテオーム(n=17532)は1.46と1.09(p=1.2E-08)であった。程度を変えると,最も高い相分離傾向を持つ25の自己抗原は,組成バイアス,反復ドメイン,コイルドコイル領域,核酸結合,および無秩序のような付加的特徴を共有した。これらの特性の大部分は,非自己抗原におけるそれらの頻度よりも大きな頻度で存在した。平均的に,自己抗原は相分離を受けるためにより高い素因を有し,したがって,それらは平均非自己抗原と比較して集合体に存在する可能性が高いと結論した。著者らは,集合形成と特定の構造的特徴の平均存在よりも大きいことが,自己免疫レパートリーの一部の選択における重要な因子であることを示唆する。高濃度及び他の蛋白質と新規複合体を形成する傾向のような集合蛋白質の他の性質は,なぜ集合が自己抗原の強力な起源であるかを部分的に説明する可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相転移 ,  *相分離 ,  核酸 ,  *タンパク質 ,  *自己免疫 ,  複合体 ,  自己抗体 ,  超螺旋 ,  *自己抗原 ,  *凝集体 ,  プロテオーム
準シソーラス用語： 生体分子 ,  尤度 ,  高濃度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 無膜オルガネラ ,  生体分子凝縮体 ,  RNA結合蛋白質 ,  相転移 ,  自己抗原プリオン ,  蛋白質障害

分類 (3件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  抗原・抗体・補体一般  (ED04010A) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 相分離 ,  集合体 ,  蛋白質 ,  自己抗原 ,  形質転換 ,  促進 ,  自己免疫 ,  意味