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J-GLOBAL ID:202002214116043928   整理番号:20A1552082

砂質土条件における,酸化二窒素の放出,土壌特性,栄養素含量,およびコマツナ(Brassica rapa var.perviridis)の収量に及ぼす新鮮および熟成したヤシ殻バイオチャーの影響

Impact of fresh and aged palm shell biochar on N2O emissions, soil properties, nutrient content and yield of Komatsuna (Brassica rapa var. perviridis) under sandy soil conditions
著者 (8件):
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巻: 66  号:ページ: 328-343  発行年: 2020年04月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多くの肥料はしばしば栽培季節ごとに施肥されるが,バイオチャーでは酸化二窒素の放出を減らして土壌には一度に添加できる。バイオチャーの土壌中での熟成はその機能に影響を及ぼすが,ヤシ殻バイオチャー(PSB)では最初のバイオチャーの使用の1年後に基礎となる窒素肥料を追加して与えた場合でも,まだ酸化二窒素の放出を減らすかどうかは不明である。本研究では,新鮮および熟成したPSB(0%,6%,12%,および18%w/w乾燥土壌)による酸化二窒素の放出,土壌特性,養分含量,およびコマツナ(Brassica rapa var.perviridis)の収量に及ぼす影響を砂質土条件で調べた。熟成したPSBでは酸化二窒素の放出を有意に減少しなかったが,土壌の酸性化を有意に弱めて,土壌の養分状態を高く維持した。肥料とのバイオチャーの施肥ではバイオチャーを施用しない場合と比較して,植物組織のカリウムおよびカルシウムの含量を有意に増加したが,窒素,リン,およびマグネシウムの含量を減らした。高い施肥率のバイオチャーでは作物収量に負の影響を及ぼしたが,熟成すると負の効果は植物による窒素の吸収に似た結果として相殺された。季節的な窒素肥料の施肥はコマツナの栽培においては避けられないので,バイオチャーの添加は肥料の過剰使用の影響を打ち消すために有効な方法である。圃場条件での種々の土壌におけるコマツナに対する適切なバイオチャーの使用率を判断するために,さらなる研究が必要である。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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施肥法・肥効  ,  野菜 
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