文献
J-GLOBAL ID:202002214140957780   整理番号:20A1808007

ハッシュ関数に基づく計算問題に対するマイニング時間の小分散化~直列連結及び並列連結~

Making Variance of Mining Time Smaller for Computational Problems Based on Hash Functions-Serial Concatenation and Parallel Concatenation-
著者 (2件):
資料名:
巻: 120  号: 28(ISEC2020 1-13)  ページ: 33-40 (WEB ONLY)  発行年: 2020年05月13日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bitcoinではハッシュ関数で記述された方程式がマイナーが解くべき計算問題である.この問題を解くのに要する時間(マイニング時間)は指数分布に従うことが知られている.指数分布には期待値が固定されると分散が期待値の2乗に固定される性質がある.この性質は情報セキュリティ上の脆弱性となりうる観点から好ましくない.本技報では,Bitcoinの計算問題から構成される二つの型の計算問題を評価する.第一の型は直列連結であり,第二の型は並列連結である.これらの問題を解くのに要する時間は,それぞれ個々の連結成分の時間の和及び最大値となる.これらの性質を用い,時間の分散が小さくなる結果を定量的に述べる.最後に,トレードオフとしてブロックチェーン上の一つのブロックのデータサイズが大きくなることに言及する.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の情報処理  ,  計算理論 
引用文献 (20件):
  • S. Nakamoto, “Bitcoin: A peer-to-peer electronic cash system,” 2008. http://bitcoin.org/bitcoin.pdf
  • A. Narayanan, J. Bonneau, E. Felten, A. Miller, and S. Goldfeder, Bitcoin and Cryptocurrency Technologies: A Comprehensive Introduction, Princeton University Press, Princeton, NJ, USA, 2016.
  • アーヴィンド・ナラヤナン,ジョセフ・ボノー,エドワード・ W・フェルテン,アンドリュー・ミラー,スティーヴン・ゴールドフェダー著,長尾高弘訳,仮想通貨の教科書,日経BP社,2016.
  • R. Bowden, H.P. Keeler, A.E. Krzesinski, and P.G. Taylor, “Block arrivals in the bitcoin blockchain,” CoRR, vol.abs/1801.07447, pp.1-23, 2018.
  • S.M. Ross, Introduction to Probability Models, 11th edition, Academic Press, 2014.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る