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J-GLOBAL ID:202002214204088991   整理番号:20A0448256

OBS記録の表面波解析による中央太平洋下のせん断波速度と半径方向異方性構造【JST・京大機械翻訳】

Shear wave velocity and radial anisotropy structures beneath the central Pacific from surface wave analysis of OBS records
著者 (5件):
資料名:
巻: 534  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0688A  ISSN: 0012-821X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中央太平洋プレートは,この地域がマントルプルームの沈み込み帯や火山ホットスポットのような他の力学系から遠く離れており,単純な海洋進化を経験したので,岩石圏-アセノスフェア系の動力学を研究する理想的な地域である。本研究では,NoMelt実験から15の広帯域海底地震計(OBSs)により記録された三成分連続地震データと差圧計データを収集した。連続地震騒音データを処理し,基本(6~30s)と第一高(5~11s)モードRayleigh波と基本モードLove波(5~12s)の位相速度を得た。20~150s周期で基本モード位相速度を得るために,2平面波法を遠地地震波に適用し,28~48s周期での基本モードLove波の位相速度を得るために,高分解能線形ラドン変換を遠地地震Love波に適用した。次に,著者らは,RayleighとLove波の平均位相速度を共同的に逆にして,NoMelt領域の下の海底から150km深さまでの一次元等方性せん断波速度と半径方向異方性を構築した。著者らの1-Dモデルは,高速度蓋の下で低速度ゾーン(LVZ)を示した。著者らの結果を部分溶融モデルの予測と比較することにより,LVZはアセノスフェア中の少量のメルトの存在に起因することを示唆した。地殻では強い半径方向異方性(5~6%)が観測された。しかし,マントルリソスフェアは弱い半径方向の異方性(<1%)によって特徴付けられ,新しい海洋プレートの形成の間の中央海嶺におけるコーナーマントルの流れの歴史と一致する。強い半径方向異方性(4~5%)がアセノスフェアで観測され,これは地球表面波トモグラフィー結果と数値シミュレーション研究と一致し,下層アセノスフェア上の海洋プレートの運動に関連するアセノスフェアの強いせん断歪を反映している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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プレートテクトニクス  ,  測地学 

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