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J-GLOBAL ID：202002214238150957   整理番号：20A0115613

日本におけるトゲオオハリアリDiacamma種のコロニーレベルの採餌活動における季節的および時間的変動

Seasonal and temporal variations in colony-level foraging activity of a queenless ant, Diacamma sp., in Japan

著者 (5件)： Win Aye T. (Department of Agro-Environmental Sciences, Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus, Nishihara, Okinawa, Japan) ,  Machida Yuto (Department of Agro-Environmental Sciences, Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus, Nishihara, Okinawa, Japan) ,  Miyamoto Yoshihiro (Department of Agro-Environmental Sciences, Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus, Nishihara, Okinawa, Japan) ,  Dobata Shigeto (Laboratory of Insect Ecology, Graduate School of Agriculture, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Tsuji Kazuki (Department of Agro-Environmental Sciences, Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus, Nishihara, Okinawa, Japan)
資料名： Journal of Ethology  (Journal of Ethology)
巻： 36  号： 3  ページ： 277-282  発行年： 2018年 
JST資料番号： L3918A  ISSN： 0289-0771  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,圃場におけるDiacamma種のコロニーレベルの採餌活性を調べた。本研究の目的は,圃場コロニーにおける採餌活性のパターンの存在を(1)概日リズム,(2)極端な温度のような物理的環境条件,(3)季節性,および(4)短期採餌効率(すなわち,採餌トリップ当たりの食物獲得における成功率)の関連で明らかにすることである。コロニーレベルの採餌活動は年間を通して昼間になる傾向があり,より多くの採餌トリップが昼間に観察された。温度は全体的な採餌活動に対して線形効果を持たなかったが,より低い温度は夜間の採餌を妨げた。全体として,採餌効率が高いとき,採餌は日中の時間でより頻繁であったが,この関係は弱く,季節的に変化した。興味あることに,時間ごとの採餌効率と時間ごとの採餌活動は秋に負に相関し,平均採餌効率がピークに達した季節は冬と春で正の相関を示した。Copyright 2018 Japan Ethological Society and Springer Japan KK, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アリ ,  *探索行動 ,  日本 ,  経時変化 ,  季節的変動 ,  コロニー ,  気温 ,  条件 ,  日周期 ,  効率
準シソーラス用語： Diacamma ,  *トゲオオハリアリ ,  環境条件 ,  *採餌行動

著者キーワード (5件)： 概日リズム ,  採餌効率 ,  Ponerinae ,  季節性 ,  温度

分類 (1件)： 個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  コロニー ,  採餌 ,  活動 ,  季節 ,  時間的変動