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J-GLOBAL ID:202002214355937010   整理番号:20A2397868

リンゴ果樹園における広域スペクトル殺虫剤使用後のTetranychus urticae(ナミハダニ)およびPanonychus ulmi(リンゴハダニ)(ダニ目:ハダニ科)のリサージェンスを防止する草刈の欠如

Absence of mowing prevents resurgence of Tetranychus urticae and Panonychus ulmi (Acari: Tetranychidae) after broad-spectrum insecticide use in apple orchards
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 379-384  発行年: 2020年11月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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リンゴ果樹園における下草の草刈がクモダニとその捕食者,カブリダニの発生に影響を及ぼすかどうかを調査した。北日本の秋田県のリンゴ果樹園における1つの非草刈と1つの草刈プロットの間のそれらの発生を比較した。2014年または2015年にはいずれのプロットも刈られなかったが,1プロットは2016年および2017年の5月下旬から8月下旬に毎月刈られた。両プロットに2014年と2015年に狭域スペクトル殺虫剤を散布し,2016年と2017年に広域スペクトル殺虫剤を散布した。2014年と2015年には,いくつかのTetranychus urticae(ナミハダニ)が両プロットで葉に存在したが,それらの数は大きく増加しなかった。2016年では,Panonychus ulmi(リンゴハダニ)およびナミハダニの数は草刈プロットで急増したが,初期成長季節ではわずかに増加し,その後,捕食性ダニTyphlodromus vulgaris(フツウカブリダニ)およびNeoseiulus womersleyiの急速な個体群増加と関連して,非草刈プロットで減少した。2017年には,ナミハダニ数は草刈プロットで急増したが,非草刈プロットでは低いままであった。さらに,7月までのフツウカブリダニの数は,両年とも非草刈プロットで有意に大きかった。さらに,N.womersleyiが現われ始めたときのナミハダニの個体群密度は,両年とも非草刈プロットで有意に低かった。これらの結果は,クモダニのリサージェンスは,リンゴ果樹園における草刈によって回避することができないことを示唆する。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  栽培的防除 
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