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J-GLOBAL ID：202002214420687685   整理番号：20A0318659

シングルユーザMIMO伝送における伝搬路行列固有値分布とマルチパス素波到来方向の関係

On Relation between Eigenvalue Distribution of Single-User MIMO Transmission and Direction-of-Arrival of Multipath Incident Waves

著者 (3件)： 太郎丸真 (福岡大 大学院工学研究科) ,  塙弘矩 (福岡大 大学院工学研究科) ,  太田真衣 (福岡大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 296(RCS2019 203-236)(Web)  ページ： 135-138 (WEB ONLY)  発行年： 2019年11月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MIMO伝送における伝送路容量は,チャネル行列の階数(rank)と特異値,またはチャネル行列と同エルミート転置行列との積行列の固有値の大きさで決定づけられ,ランクは送信アンテナ数,受信アンテナ数,および伝搬環境におけるパス数の3つのうち,最も小さい値となるとされている.本稿では見通し外(NLoS)のマルチパス陸上移動通信伝搬路において,パス数(素波数)が基地局アンテナ数および移動局アンテナ数の小さいほう以下の場合について,同ランクおよび固有値と,マルチパス素波の到来角との関係を検討している.計算機シミュレーションの結果,基地局側の素波到来角がパス同士で重なるとランクが落ちること,同到来角が近接すると下位の固有値が低下することが示された.(著者抄録)

シソーラス用語： 移動通信 ,  通信方式 ,  経路 ,  行列 ,  *分布 ,  多経路伝搬 ,  入射波 ,  *方向 ,  性質
準シソーラス用語： 5G無線アクセス ,  MIMO伝送 ,  伝搬経路 ,  *固有値分布 ,  *到来方向 ,  関係

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  信号理論  (ND02020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： MIMO伝送 ,  伝搬 ,  行列 ,  固有値分布 ,  マルチパス ,  到来方向