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J-GLOBAL ID:202002214478587416   整理番号:20A1414113

血流予備量測定での充血を誘発するための冠動脈内ニコランジルの実現可能性:冠動脈内パパベリンとの比較【JST・京大機械翻訳】

Feasibility of intracoronary nicorandil for inducing hyperemia on fractional flow reserve measurement: Comparison with intracoronary papaverine
著者 (10件):
資料名:
巻: 314  ページ: 1-6  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1233A  ISSN: 0167-5273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アデノシンおよびアデノシン三リン酸(ATP)は,部分血流予備能(FFR)測定に対し充血を誘導するため広く使用されている。カフェインは,ニコランジルおよびパパベリンのそれらではなく,それらの充血作用を減弱する。ニコランジル,パパベリン,およびATPの充血的有効性を,カフェイン禁制の有無で系統的に比較した研究はない。FFRsは,ニコランジル2mg(FFR_NC2),ニコランジル4mg(FFR_NC4)およびパパベリン(FFR_PAP)を用い,40人の患者(群1)で,ニコランジル2mg,ATP(FFR_ATP),ATP+ニコランジル(FFR_ATP+NC_2),およびパパベリンを用い,(群2)およびカフェイン禁断のない患者20人(群3)で,測定した(2群)。2mg,ATP(FFR_ATP),ATP+ニコランジル(FFR_ATP+NC_2),およびパパベリン(FFR_ATP+NC_2)を用い測定した。群1では,FFR_NC2とFFR_NC4は差がなく(p=0.321),FFR_PAPより高かった(p<0.001とp=0.0026)。同様に,FFR_NC2は2群(p=0.049)と3群(p<0.010)でFFR_PAPより高かった。全体のグループにおいて,Bland-Altman分析は,適度な平均差(0.015,p<0.001)と一致の狭い95%限界(-0.025と0.056)を示した。FFR_NC2とFFR_PAPは強く相関した(r=0.975,p<0.001)。FFR_PAPと比較して,FFR_ATPとFFR_ATP+NC2は2群(p=1.0とp=0.780)で差はなかったが,それらは3群で高かった(p=0.002とp=0.02)。補助ニコランジルは,2群(p=0.942)と3群(p=0.294)でFFRをさらに低下しなかった。ニコランジル2mgは,試験前にカフェイン含有製品を消費し,アデノシン/ATPに対する禁忌を示す患者に対する安全で実用的な代替である。ニコランジル用量を4mgに増加させ,ATP注入中に補助ニコランジルを投与すると,ニコランジル2mg単独投与と比較して,臨床上の利点を提供しなかった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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血管作用薬・降圧薬の臨床への応用  ,  循環系疾患の治療一般 
物質索引 (4件):
物質索引
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