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J-GLOBAL ID:202002214857175625   整理番号:20A0525118

天然配位子ギンゴリド-AによるプレグナンX受容体活性化は肝硬変における密着結合蛋白質発現を改善し細菌転座を減弱する【JST・京大機械翻訳】

Pregnane X receptor activation by its natural ligand Ginkgolide-A improves tight junction proteins expression and attenuates bacterial translocation in cirrhosis
著者 (2件):
資料名:
巻: 315  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0058B  ISSN: 0009-2797  CODEN: CBINA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プレグナンX受容体(PXR)は,リガンド活性化転写因子であり,核受容体は,腸-肝臓軸に沿って普遍的に発現する。炎症性腸疾患は,タイトジャンクション(TJ)の完全性と炎症の維持においてPXRを関連づけることが報告されている。しかしながら,肝硬変における細菌転移の促進におけるPXR活性化の肝保護的役割は探求されていない。Ginkgoビロバ抽出物からのテルペントリラクトン,ギンコリドA(GA)はげっ歯類とヒトPXRの天然リガンドである。本研究は,PXRの活性化におけるGAの効果を調査し,関連するタイトジャンクションの完全性を改善し,CCl_4誘発肝硬変モデルの腸-肝臓軸における細菌転移を減少させることを目的とした。Swiss albinoマウスに,週2回の間隔で12週間,トウモロコシ油中にCCl_4(0.5ml/kg体重,i.p)を投与した。腹水誘導に続いて,マウスを無作為化し,2週間の経口投与により100mg/kg体重のGAを投与した。終了時,血液,腸および肝臓組織を生化学的および分子的研究のために収集した。無処置マウスと比較して,肝臓および小腸PXR,CYP3A,ZO-1およびoccluディンの蛋白質発現は,CCl_4誘発肝硬変マウスにおいて有意に減少した(p<0.01)ことがわかった。GAによる肝硬変マウスへの治療は,肝臓および小腸PXR,CYP3A,ZO-1およびOccudinの両方の発現を有意に誘導した(p<0.05)。さらに,増加した(p<0.01)肝臓および小腸NFκBは,GA処理後に有意に低下したCCl_4誘導肝硬変マウスで観察された(p<0.05)。TLR4/MyD88/NFκB軸の過剰発現とその下流の炎症誘発性メディエーターTNF-α,IL6とIFN-γはCCl_4誘発マウスで観察され,これらの指標はGA処理後に有意に消失した。さらに,有意に増加した細菌転座マーカーLBPとプロカルシcitの血漿レベルがCCl_4マウスで見られ,GA処理後に有意に減少した(p<0.05&p<0.0001)。結論として,著者らのデータは,CCl_4に対するGA処理が,肝硬変マウス,活性化された肝臓および小腸PXRを誘導し,炎症を減少させ,それによりタイトジャンクション完全性を改善し,細菌転移を減弱させるという仮説を支持する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  植物の生化学  ,  脂質の代謝と栄養 

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