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J-GLOBAL ID：202002215079157626   整理番号：20A0281132

遷移金属化学におけるポテンシャルエネルギー面に対する近似DFT密度非局在化誤差の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of Approximate DFT Density Delocalization Error on Potential Energy Surfaces in Transition Metal Chemistry

著者 (2件)： Liu Fang (Department of Chemical Engineering, Massachusetts Institute of Technology, Massachusetts, United States) ,  Kulik Heather J. (Department of Chemical Engineering, Massachusetts Institute of Technology, Massachusetts, United States)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 16  号： 1  ページ： 264-277  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属錯体の触媒応用において有用な近似密度汎関数理論(DFT)に対して,モデリング戦略は関連種の電子的,幾何学的及びエネルギー的性質を同時に扱う必要がある。著者らは,代表的な遷移金属三原子(MO_2,M=Cr,Mn,Fe,Co,Ni)および関連する珪藻に対して,多くの場合にHartree-Fock(HF)交換の導入が正確な実験またはCCSD-(T)参照に関してBorn-Oppenheimerポテンシャルエネルギー面(PES)の性質を改善することを示した。ハイブリッド汎関数(20~40%HF交換)で得られた非局在化の減少によりこの観測を合理化した。これは非結合軌道の混成の減少と金属部分電荷の増加により証明された。最適交換分率は特性と系特異性の両方であるが,HF交換を組み込むと,適度に共有結合により特性化される単一PES内の密度,構造及びエネルギーの性質を相乗的に改善することを示した。同じ改善はMO_2スピン状態の秩序化では観測されず,半局所DFTスピン状態秩序化の良い一致はHF交換を加えるとより高いスピン状態の過剰安定化により悪化する。遷移金属化学の半局所DFT記述に関して,多重特性を改善することができる最小汎関数形を理解するために,より多くの研究が必要である。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： キャラクタリゼーション ,  多重化 ,  モデリング ,  密度汎関数法 ,  共有結合 ,  遷移金属錯体 ,  *遷移金属 ,  触媒 ,  電荷 ,  珪藻類 ,  *近似法 ,  *ポテンシャルエネルギー面 ,  合理化 ,  汎関数
準シソーラス用語： ハイブリッド汎関数 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： 遷移金属 ,  化学 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  近似 ,  DFT ,  密度 ,  非局在化 ,  誤差