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J-GLOBAL ID:202002215189992275   整理番号:20A1853806

汚染土壌からカドミウムイオンを除去するためのシラス-バルーン表面の官能化

Functionalization of Shirasu-balloons Surface for Removal of Cadmium Ions from Contaminated Soil
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 553-560(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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汚染土壌からカドミウムイオンを除去する吸着剤として,表面が官能基で修飾された火山堆積物からのアルミノケイ酸塩ガラスのミクロスフェアであるシラス-バルーン(SB)を調べた。SB表面へのチオール基(-SH)の導入はカドミウムイオンの吸着を可能にした。一方,アルキル基(-ODS)の導入はSB表面を疎水性にし,その結果SBの機械的強度を増加させた。これらの吸着剤は,吸着プロセスの後,水表面上に浮上することができた。調製した吸着剤を,FTIR分光法,元素分析,及び写真画像を作るための光学顕微鏡法によって特性評価した。吸着剤へのカドミウムイオンの吸着について,普通のSBによる結果をチオール官能化SBによるものと比較して研究した。カドミウムイオンの吸着最大値は,SH-SBで3.75mg/g,SH-ODS-SBで2.62mg/gであった。官能化SH-SBとSH-ODS-SBへのカドミウムイオンの吸着はLangmuir等温式に良く適合した。24時間の振盪時間の後,土壌からの吸収剤の回収率は,SH-SBで73wt%,SH-ODS-SB吸収剤で98wt%であった。加えて,吸着剤の速度論および吸着-脱着特性も考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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吸着剤  ,  カドミウムとその化合物  ,  無機化合物の各種分析  ,  土壌汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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