抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来,漁業者は,視覚検査または光学顕微鏡観察により,スサビノリ(Porphyra yezoensis)における病気およびストレスの影響を診断してきた。しかし,ノリ養殖におけるより安定した生産には定量的評価技法が求められている。そこで,光計測によるスサビノリの診断を提案した。本研究では,蛍光分光法と時間分解蛍光分光法によるスサビノリの診断を研究した。スサビノリの蛍光スペクトルは病気とストレスにより影響されることが分かった。さらに,アカグサレ病に感染したスサビノリの蛍光寿命は対照試料のそれより長く,蛍光寿命測定は蛍光分光法と比較してスサビノリの診断のための高感度の手法であることが分かった。(翻訳著者抄録)