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J-GLOBAL ID:202002215492553451   整理番号:20A0237376

中国の細菌耐性モニタリング研究2017-2018年グラム陽性菌モニタリング報告【JST・京大機械翻訳】

Antimicrobial susceptibility of gram-positive organisms: Results from China antimicrobial resistance surveillance trial program, 2017-2018
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巻: 35  号: 19  ページ: 2494-2507,2528  発行年: 2019年 
JST資料番号: C2275A  ISSN: 1001-6821  CODEN: ZLYZE9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:中国の主要都市の三級甲等病院の入院患者の細菌の薬剤耐性状況を測定し、薬剤耐性の流行傾向を把握し、抗生物質の合理的な使用に科学的なデータを提供する。方法:全国19病院から臨床分離病原菌を固定し、中心実験室で統一した平皿/肉湯二倍希釈法により、抗菌剤の最小発育阻止濃度(MIC)値を測定した。米国臨床と実験室標準協会あるいは欧州抗菌剤感受性試験委員会の2019年基準を参照し、細菌感受性率と薬剤耐性を判定した。結果:全国19の都市19の三級甲等病院の2422株の臨床分離グラム陽性病原菌に対してMIC測定を行った。結果:メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)とメチシリン耐性表皮ブドウ球菌(MRSE)の検出率はそれぞれ33.2%と85.7%であった。バンコマイシン非感受性ブドウ球菌は見つからなかった。黄色ブドウ球菌はリネゾリド、テイコプラニンに対して100%敏感であり、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌はバンコマイシン以外の他の試験薬物に対していずれも薬物耐性或いは非感受性を示した。大便連鎖球菌とEnteroccusfaeciumのアンピシリンに対する耐性率は,それぞれ3.2%と88.2%であった。バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出率は1.4%であり,リネゾリドの感受性率は5.0%であった。ペニシリン非感受性肺炎連鎖球菌(PNSSP)の検出率は、非髄膜炎、非腸管系投薬折点計算で11.0%、経口ペニシリンV折点で74.6%と計算し、前回モニタリングよりやや増加した。異なる病室、異なる年齢及び異なるサンプル由来の菌株の薬剤耐性率を比較すると、いずれも有意差がなかった。【結語】VREの検出率は,低水準で安定であり,MRSAの検出率は,リネゾリド,テガシクリン,およびダプトマイシン非感受性株で検出されたが,グラム陽性菌は,安定していた。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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疫学  ,  抗細菌薬の基礎研究 

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