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J-GLOBAL ID:202002215510816186   整理番号:20A0666710

I型インターフェロンカスケード阻害に対するエボラウイルスVP35ホモ二量化の関連性【JST・京大機械翻訳】

Relevance of Ebola virus VP35 homo-dimerization on the type I interferon cascade inhibition
著者 (11件):
資料名:
巻: 27  ページ: 2040206619889220  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0946A  ISSN: 0956-3202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ebolaウイルス高致死性は,RIG-I受容体を介してウイルスdsRNAを感知し,I型インターフェロンα/β産生を誘導する宿主自然抗ウイルス応答を効率的にバイパスする能力に依存する。バイパス作用において,Ebolaウイルス蛋白質VP35はRIG-Iカスケードの多重レベルで重要な役割を果たし,RIG-Iからウイルス5′-トリリン酸化dsRNAをマスキングし,他のカスケード成分と相互作用する。VP35I型インターフェロン阻害はC末端ドメインにより発揮されるが,コイルドコイル領域を含むN末端ドメインはオリゴマ化に主に必要である。しかしながら,コイルドコイル領域における重要なVP35残基L90/93/107A(VP35-3m)の変異はオリゴマ化に影響し,I型インターフェロン拮抗作用を低下させることが報告され,RIG-I経路成分とのVP35相互作用に対するホモオリゴマ化の可能性があるが不明な役割を示した。本研究では,VP35の二量化熱力学とI型インターフェロン拮抗に対するその寄与を計算と生物学的方法により調べた。コイルドコイル領域に焦点を合わせて,野生型VP35およびVP35-3mホモ二量化に関する粗粒および全原子シミュレーションを組み合わせた。著者らの結果によると,野生型VP35コイルドコイルは二量体に自己集合することができるが,VP35-3mコイルドコイルは二量化さえも貧弱な傾向を示す。自由エネルギー計算によりコイルドコイルホモダイマー構造の安定化におけるL90,L93及びL107の重要な役割を確認した。完全長野生型VP35とVP35-3mを用いたin vitroI型インターフェロン拮抗研究は,VP35ホモ二量化がdsRNA結合の必須予備段階であり,VP35RIG-Iカスケード阻害の主要因子であることを明らかにしたが,他の段階をブロックすることは必須ではなかった。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  感染免疫  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  免疫反応一般 

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