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J-GLOBAL ID：202002215543666143   整理番号：20A1084852

患者由来皮膚のFourier変換赤外分光分析を用いた特発性筋萎縮性側索硬化症の診断【JST・京大機械翻訳】

Diagnosis of idiopathic amyotrophic lateral sclerosis using Fourier-transform infrared spectroscopic analysis of patient-derived skin

著者 (7件)： Martel Christian (Department of Surgery, Faculty of Medicine, Universite Laval, Quebec, QC, Canada. [e-mail]) ,  Tsutsumi Tamao ,  Cement Vincent ,  Khuong Helene T. ,  Dupre Nicolas ,  Ismail Ashraf A. ,  Gros-Louis Francois
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 145  号： 10  ページ： 3678-3685  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筋萎縮性側索硬化症(ALS)のような多くの神経変性疾患における有効な治療の同定における大きな課題の1つは,信頼できるバイオマーカーの欠如である。本研究では,生体組織内の蛋白質の生体分子フィンガープリントと二次構造を調べるための価値ある技術である赤外イメージング顕微分光法を適用した。著者らは,皮膚とCNSが同じ胚起源を持つので,ALS特異的病理学的イベントに関連するスペクトル差は,この技術を用いた皮膚試験により容易に検出できると仮定した。健常人とALS患者の細胞を皮膚生検から分離し,組織工学的in vitro皮膚(TES)を作製した。生成したTESの赤外スペクトルを焦点面アレイFourier変換赤外(FPA-FTIR)分光計を用いて記録し,スペクトルデータの階層的クラスタ分析を行い,試験したTES試料間の明確な差を確立した。興味あることに,著者らの分析は,主に1149と1473cm-1の間に位置する関連FTIRスペクトルの差異に基づいてALSと制御TESを識別することが容易であることを示した。これはリン脂質細胞膜の破壊,細胞外マトリックスリモデリングまたはコレステロール蓄積に起因する。したがって,TES試料内のスペクトル差は,ALSにおけるバイオマーカーの同定の道を開く病態と関連している可能性がある。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *Fourier変換 ,  赤外スペクトル ,  *赤外線 ,  生体組織 ,  細胞膜 ,  タンパク質 ,  スペクトル ,  二次構造 ,  分光計 ,  *Fourier変換赤外分光分析 ,  in vitro実験 ,  細胞外マトリックス ,  バイオマーカー ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： 生体分子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分光分析  (CC03012W)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (5件)： 患者 ,  皮膚 ,  Fourier変換赤外分光分析 ,  筋萎縮性側索硬化症 ,  診断