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J-GLOBAL ID：202002215704710771   整理番号：20A0797508

Tulipa pumila Moench(ユリ科)の雄花は性的二相性に由来する可能性がある

Male flowers in Tulipa pumila Moench (Liliaceae) potentially originate from gender diphasy

著者 (4件)： Astuti Giovanni (Department of Biology, University of Pisa, Pisa, Italy) ,  Pratesi Sandro (Department of Biology, University of Pisa, Pisa, Italy) ,  Carta Angelino (Department of Biology, University of Pisa, Pisa, Italy) ,  Peruzzi Lorenzo (Department of Biology, University of Pisa, Pisa, Italy)
資料名： Plant Species Biology (Web)  (Plant Species Biology (Web))
巻： 35  号： 2  ページ： 130-137  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0708A  ISSN： 1442-1984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,Tuscany(イタリア中央部)にある,Tulipa pumila(ユリ科)で,雌雄同体個体群のなかで,機能的に雄性の個体を見出した。著者らは,この個体群の性比率を調査し,それに続き,花茎,葉および花の形態測定解析,そして花粉発芽性および種子数と質量の試験を実施し,どの性戦略が,観察されたような雄性個体および雌雄同体個体群の共発生に関連するのかを推測した。雌雄比が1:1から偏り,機能的に雄性の個体は,雌雄同体の個体と比較して,植物サイズが小さく,花粉の適応性(発芽性と繁殖能力)が低かった。これらの知見は,おそらく性的二相性に関連する,資源依存型の性的配分戦略を示すものである。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *性決定 ,  *ユリ科 ,  性比 ,  *生息環境 ,  生息場所 ,  環境順応
準シソーラス用語： *Tulipa pumila ,  生存戦略

著者キーワード (5件)： アンドロゲン症 ,  育種システム ,  中央イタリア ,  モノコット ,  性的配分

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： Tulipa ,  ユリ科 ,  雄花 ,  二相性 ,  可能性