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J-GLOBAL ID:202002215915820146   整理番号:20A0450097

アポトーシス/線維芽細胞成長因子誘導分子14軸のTNF様弱誘導因子はヒスタミンと血小板活性化因子誘導皮下血管漏出とアナフィラキシーショックを仲介する【JST・京大機械翻訳】

The TNF-like weak inducer of the apoptosis/fibroblast growth factor-inducible molecule 14 axis mediates histamine and platelet-activating factor-induced subcutaneous vascular leakage and anaphylactic shock
著者 (24件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 583-596.e6  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0182B  ISSN: 0091-6749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アナフィラキシーは肥満細胞(MC)活性化を含むが,下流機構(すなわち内皮細胞により制御される血管透過性)についてはあまり知られていない。アポトーシスのTNF様弱誘導因子(TWEAK)とその唯一の受容体,線維芽細胞成長因子誘導性分子14(Fn14)はTNFスーパーファミリーに属し,炎症誘発性応答に関与する。アナフィラキシーにおけるTWEAK/Fn14軸の役割を検討した。受動全身アナフィラキシー(PSA)および活性全身アナフィラキシーのin vivo血管透過性およびマウスモデルを,野生型(WT),TWEAKおよびFn14欠損マウス(それぞれTWEAK-/-およびFn14-/-)に適用した。WTおよびFn14-/-またはTWEAK-/-マウスからの初代骨髄由来肥満細胞(BMMCs)およびECを研究した。TWEAK/Fn14軸もヒト試料で調べた。PSAおよび活性全身アナフィラキシーによるマウスは,肺組織におけるFn14およびTWEAK発現を増加させ,血清可溶性TWEAK濃度を増加させた。TWEAKおよびFn14欠損はPSA関連症状を予防し,体温低下,より重篤な反応,および身体活動の維持に抵抗性をもたらす。PSA後のMCsの数は,耳皮膚および気管,舌,腹膜,肺および骨髄のような異なる組織領域における遺伝子型間で類似していた。さらに,in vitro研究は,IgE-FcεRI刺激後のWTとFn14-/-BMMCsの間の脱顆粒またはメディエータ放出の差異を明らかにしなかった。in vivoおよびin vitroヒスタミンおよび血小板活性化因子投与は,肺およびECにおけるFn14受容体発現を増加させる。更に,ECにおけるFn14欠損は,メディエータまたは活性化BMMCsにより刺激された時,in vitro不透過性を維持したが,TWEAK-/-BMMCsにより誘導されず,Fn14が内皮バリア機能に重要であることを示した。TWEAK/Fn14欠失またはTWEAKブロッキング抗体はヒスタミン/血小板活性化因子誘導血管皮下透過性を阻害した。循環可溶性TWEAKレベルはアナフィラキシー患者において増加し,患者からの血漿はECsにおけるFn14発現を増加させた。TWEAK/Fn14軸はアナフィラキシー反応に関与する。TWEAK/Fn14相互作用の阻害はアナフィラキシー治療に有効であった。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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