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J-GLOBAL ID：202002215948661444   整理番号：20A1735750

大腸菌配列410は新しい国際高リスククローンを引き起こす【JST・京大機械翻訳】

Escherichia coliSequence Type 410 Is Causing New International High-Risk Clones

著者 (23件)： Roer Louise ,  Overballe-Petersen Soren ,  Hansen Frank ,  Schonning Kristian ,  Wang Mikala ,  Roder Bent L. ,  Hansen Dennis S. ,  Justesen Ulrik S. ,  Andersen Leif P. ,  Fulgsang-Damgaard David ,  Hopkins Katie L. ,  Woodford Neil ,  Falgenhauer Linda ,  Chakraborty Trinad ,  Samuelsen Orjan ,  Sjostrom Karin ,  Johannesen Thor B. ,  Ng Kim ,  Nielsen Jens ,  Ethelberg Steen ,  Stegger Marc ,  Hammerum Anette M. ,  Hasman Henrik
資料名： mSphere  (mSphere)
巻： 3  号： 4  ページ： e00337-18  発行年： 2018年 
JST資料番号： W5747A  ISSN： 2379-5042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACT大腸菌配列タイプ410(ST410)は,フルオロキノロン,第三世代セファロスポリンおよびカルバペネムに対する耐性と関連する腸管外病原体として世界中で報告されている。本研究では,デンマーク患者由来のST410E.coliisolateの国家疫学を調査した。さらに,E.coliST410を,この成功した系統のカルバペネマーゼ遺伝子bla_OXA-181およびbla_NDM-5の獲得への更なる洞察を提供するため,グローバルな状況で検討した。127の全ゲノム配列分離株から,著者らは,抗菌耐性クレードB2/H24R,B3/H24Rx,およびB4/H24RxCを描写するE.coliST410の進化フレームワークを再構築した。B2/H24RとB3/H24Rxクレードは1987年頃に出現し,同時にC1/H30RとC2/H30RxクレードはE.coliST131であった。B3/H24Rxは,IncFIAおよびIncFIBをコードする,拡張スペクトルβ-ラクタマーゼ(ESBL)コード遺伝子bla_CTX-M-15およびIncFIIプラスミドの獲得により進化した。2003年頃,カルバペネム耐性クレードB4/H24RxCは,ST410がabla_OXA-181カルバペネマーゼ遺伝子を運ぶIncX3プラスミドを獲得した時に出現した。2014年頃,クレードB4/H24RxCは保存されたIncFIIプラスミド上で第2カルバペネマーゼ遺伝子bla_NDM-5を取得した。デンマーク患者からの49E.coliST410分離株の疫学的調査から,著者らは5つの可能な地域発生を同定し,そのうち1つの流行は,9人の患者のbla_OXA-181-andbla_NDM-5-輸送B4/H24RxC分離株を含んだ。過去20年間にわたるE.coliST410における蓄積多剤耐性は,患者間の伝染のその証明された可能性と共に,臨床設定において高いリスクをもたらし,従って,E.coliST410は,将来,密接にモニターされる新たな「ハイリスク」クローンを有する系統と考えるべきである。IMPORTANCCEExtrainal病原性大腸菌(ExPEC)は,尿路感染症および敗血症の主な原因である。「ハイリスク」クローンとして分類されたExPEC配列型ST131に対して顕著な注意が払われてきた。ハイリスククローンは,様々な抗菌剤耐性決定因子,伝染の容易さ,宿主における持続性,および宿主間の効果的な伝達に関連する,世界的に分布するクローンである。高リスククローンは病原性を増強し,重症かつ/または再発性感染を引き起こす。E.coliST410系統のクローンは,血流感染を含むヒトで再発感染を持続および/または引き起こすことを示す。著者らは,ST410のエビデンスが,病院発生を引き起こす患者から患者への伝染が可能な高度に抵抗性の世界的に分布する系統であることを発見した。著者らの分析は,ST410系統が新しいハイリスククローンを引き起こす可能性で分類されるべきであることを示唆する。したがって,過去10年間にわたるクローン拡大と,最後のresort処理オプションに対する抗菌剤耐性の増加により,ST410は前向きに監視する必要がある。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  ヒト ,  プラスミド ,  病原体 ,  *クローン ,  敗血症 ,  セファロスポリン類 ,  疫学 ,  β-ラクタマーゼ ,  多剤耐性 ,  病原性大腸菌 ,  ニューキノロン系抗細菌薬 ,  細菌感染症 ,  カルボン酸 ,  ラクタム
準シソーラス用語： クレード ,  カルバペネマーゼ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

物質索引 (1件)： カルバペネム

タイトルに関連する用語 (3件)： 大腸菌 ,  リスク ,  クローン