抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・Oリングをはじめとするゴムガスケットで選定されるゴム材料は古くは天然ゴムが使われていたが,今日では合成ゴムが主流となっており,シールできる流体も空気,水,ガス,油と多種多様な流体をシール可能。
・ゴムガスケットは固定接合面間につぶしを与えたことにより発生する反力でシール機能を発揮。
・ゴムパッキンの環境条件は耐熱性,耐寒性,永久ひずみ,膨潤率,透過性,弾性率,耐候性,攻撃性。
・食品業界では,JIS B 2220で規定されているフランジや,メンテナンス性に優れ軽量なヘルールタイプの継手(ISO 2852)が用いられるケースが多数。
・ヘルールガスケットの材質は,食品衛生法に適合した材料の選定が必要であり,これまでは,EPDMやNBR,VMQが大半。
・ゴムガスケットは使用条件,環境によって故障モードが異なる為,寿命推定は非常に困難であるので,不具合発生時はもちろん,問題のなかったゴムガスケットも調査対象とし,故障(劣化)モードを推定する事が重要。