文献

J-GLOBAL ID：202002216242823372   整理番号：20A0473250

ジスルフィド結合の含有量の増加による羊毛の多重応答形状記憶効果の改善【JST・京大機械翻訳】

Improvement of multiple-responsive shape memory effects of wool through increasing the content of disulfide bonds

著者 (3件)： Song Yi Xi (Key Laboratory for Polymeric Composite and Functional Materials of Ministry of Education, GD HPPC Lab, School of Chemistry, Sun Yat-Sen University, Guangzhou, 510275, China) ,  Rong Min Zhi (Key Laboratory for Polymeric Composite and Functional Materials of Ministry of Education, GD HPPC Lab, School of Chemistry, Sun Yat-Sen University, Guangzhou, 510275, China) ,  Zhang Ming Qiu (Key Laboratory for Polymeric Composite and Functional Materials of Ministry of Education, GD HPPC Lab, School of Chemistry, Sun Yat-Sen University, Guangzhou, 510275, China)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 188  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 理想的なスマート摩耗可能な天然材料として,α-ケラチン型哺乳類毛は,水,湿潤,キセノンおよび酸化還元刺激下で多重応答形状記憶効果を示すことが証明されており,その中で固有のジスルフィド結合がネットポイントまたはスイッチングユニットの役割を果たしている。従って,本研究では,それらの多重応答形状記憶効果を改善するために,日常生活で広く使用されている代表的な哺乳類毛-羊毛繊維のジスルフィド結合の含有量を増加させることを提案した。系統的研究に基づいて,シスタミンによる処理は羊毛の遊離官能基の完全使用によりジスルフィド結合を導入する最も高い効率を与えるが,羊毛の価値ある結晶相はほとんど影響を受けないことが分かった。結果として,シスタミン改質羊毛繊維は,未処理のバージョンと比較して,水および熱条件下でより大きな形状回復比を有し,キセノンおよびレドックス条件下でより大きな形状固定比を有した。含まれる機構を注意深く分析した。したがって,インテリジェント織物と織物におけるオンデマンドプログラムウールの応用範囲は広がるであろう。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *形状記憶効果 ,  湿潤 ,  摩耗 ,  *羊毛 ,  天然材料 ,  動物 ,  酸化還元反応 ,  スイッチング ,  *ジスルフィド結合 ,  キセノン ,  哺乳類 ,  ケラチン ,  ジスルフィド ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 結晶相 ,  官能基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： α-ケラチン動物毛髪 ,  形状記憶効果 ,  ジスルフィド結合 ,  多重応答

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (1件)： シスタミン

タイトルに関連する用語 (5件)： ジスルフィド結合 ,  含有量 ,  羊毛 ,  多重応答 ,  形状記憶効果