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J-GLOBAL ID：202002216256783238   整理番号：20A0786257

アトラジンの生物分解における化合物特異的塩素同位体分別【JST・京大機械翻訳】

Compound-specific chlorine isotope fractionation in biodegradation of atrazine

著者 (8件)： Lihl Christina (Institute of Groundwater Ecology, Helmholtz Zentrum Muenchen, Ingolstaedter Landstrasse 1, 85764 Neuherberg, Germany. [e-mail]) ,  Heckel Benjamin ,  Grzybkowska Anna ,  Dybala-Defratyka Agnieszka ,  Ponsin Violaine ,  Torrento Clara ,  Hunkeler Daniel ,  Elsner Martin
資料名： Environmental Science: Processes & Impacts  (Environmental Science: Processes & Impacts)
巻： 22  号： 3  ページ： 792-801  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1160A  ISSN： 2050-7887  CODEN： ESPICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アトラジンは頻繁に検出される地下水汚染物質である。それは酸化的脱アルキル化または加水分解脱塩素化によって微生物的に分解される。化合物特異的同位体分析は,その変換を評価する強力なツールである。以前の研究では,炭素と窒素同位体効果がこれらの異なる変換経路を反映することが分かった。しかしながら,塩素同位体分別は,塩素同位体効果が分子平均で完全に表されるので,自然変換の特に敏感な指標である可能性があるが,炭素と窒素同位体効果は非反応原子によって希釈される。従って,本研究では,Arthrobacter aurescens TC1によるアトラジン加水分解時の塩素同位体効果とRhodococcus sp. NI86/21による酸化的脱アルキル化を調べた。塩素対炭素同位体分別の二重元素同位体勾配(Λ=1.7±0.9対Λ=0.6±0.1)と塩素対窒素同位体分別(Λ=-1.2±0.7対Λ=0.4±0.2)は異なる経路の信頼できる指標を与えた。酸化的脱アルキル化(ε_Cl=-4.3±1.8‰)における観察された塩素同位体効果は驚くほど大きかったが,加水分解(ε_Cl=-1.4±0.6‰)では,C-Cl結合開裂が律速段階ではないことを示した。このことは,この分野でのアプローチを用いる前に,新しい元素の期待される同位体効果を制約することの重要性を示している。全体として,ここで提案した三重元素同位体情報は,アトラジン源と分解経路のより信頼できる同定を可能にした。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 脱アルキル ,  *同位体分別 ,  *生物分解 ,  Arthrobacter ,  窒素同位体 ,  同位体分析 ,  *塩素同位体 ,  酸化 ,  地下水汚濁 ,  *同位体 ,  炭素 ,  加水分解 ,  *塩素 ,  開裂反応 ,  Rhodococcus

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (4件)： アトラジン ,  生物分解 ,  塩素同位体 ,  分別