文献

J-GLOBAL ID：202002216394103783   整理番号：20A0765041

ジチエニルエテン系染料のフォトクロミズムに及ぼすドナー-π-アクセプタ構造の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of donor-π-acceptor structure on photochromism of dithienylethene-based dyes

著者 (4件)： Park Jong Min (Department of Chemistry, Yonsei University, 50 Yonsei-ro, Seodaemun-gu, 03722, Seoul, Republic of Korea) ,  Jung Chang Young (Department of Organic and Nano Engineering, Hanyang University, 222 Wangsimni-ro, Seongdong-gu, 04763, Seoul, Republic of Korea) ,  Jang Woo-Dong (Department of Chemistry, Yonsei University, 50 Yonsei-ro, Seodaemun-gu, 03722, Seoul, Republic of Korea) ,  Jaung Jae Yun (Department of Organic and Nano Engineering, Hanyang University, 222 Wangsimni-ro, Seongdong-gu, 04763, Seoul, Republic of Korea)
資料名： Dyes and Pigments  (Dyes and Pigments)
巻： 177  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0966B  ISSN： 0143-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光スイッチング特性に及ぼす構造の影響を調べるために,ジチエニルエテン系ドナー-π-アクセプタフォトクロミック染料を合成した。特に,3,5-ジメトキシフェニルおよび4,4′-tert-ブチルトリフェニレアミノ基(ドナー)および安息香酸基(アクセプタ)を,水平または垂直様式で,オキサゾールベースのジチエニルエンコアに結合させた。これらの染料のフォトクロミック特性をUV(365nm)及び可視(>400nm)光への曝露による紫外可視吸収分光法により調べた。3,5-ジメトキシフェニルおよびカルボン酸基を有する染料は量子収率および応答時間に関して最良のフォトクロミック挙動を示し,強い電子吸引性置換基がチオフェン環炭素2および2′における電子密度を減少させることにより光誘起環化を妨げることを確認した。さらに,垂直型染料のシクロエテン部分への電子吸引基の導入は,チオフェン環位置5および5′における電子吸引基の導入よりも低いフォトクロミック量子収率をもたらした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *アクセプタ ,  電子密度 ,  *ドナー ,  量子収量 ,  *染料 ,  吸光分光分析 ,  環化反応 ,  カルボキシ基 ,  *フォトクロミズム ,  応答時間 ,  窒素複素環化合物 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： 光誘起 ,  置換基 ,  フォトクロミック ,  電子吸引基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フォトクロミック染料 ,  ジチエニルエテン ,  ドナー-π-アクセプタ構造 ,  垂直および水平構造 ,  光誘起環化

分類 (1件)： 染料  (YJ05000I)

物質索引 (1件)： オキサゾール

タイトルに関連する用語 (4件)： 染料 ,  フォトクロミズム ,  ドナー ,  アクセプタ