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J-GLOBAL ID:202002216519406656   整理番号:20A1098034

直接作用性抗ウイルス薬で治療した慢性C型肝炎患者におけるTRIM22 mRNAの発現【JST・京大機械翻訳】

Expression of TRIM22 mRNA in chronic hepatitis C patients treated with direct-acting antiviral drugs
著者 (5件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 326-334  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0486D  ISSN: 0903-4641  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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C型肝炎は世界的な公衆衛生問題であり,パキスタンはC型肝炎ウイルス(HCV)の最も高い罹患率を有する世界における2番目に大きい国である。2014年まで,ペギル化インターフェロン(PEG-IFN)+リバビリン(RBV)はHCVに対する標準的治療法であるが,その副作用と非常に低い持続的ウイルス学的反応(SVR)率により,治療傾向は直接作用する抗ウイルス薬に向かってシフトする。22(TRIM22)を含む三成分モチーフは,in vivoで複数のウイルスを阻害することができる動的抗ウイルス蛋白質である。TRIM22 mRNAの発現は,PEG-IFNおよびリバビリン治療の結果と関連しており,そのより高い発現は,急速なウイルスクリアランスをもたらす。しかし,直接作用性抗ウイルス(DAA)または二重DAAによる治療に関しては,TRIM22発現の影響はほとんど知られていない。これらの新薬はSVR率の90%以上を示し,副作用が少なく,IFN療法より良好であることが証明されている。内因性IFN系は,インターフェロン刺激遺伝子(ISG)と呼ばれる抗ウイルスエフェクターの誘導を介して種々の病原体を抑制する。HCV感染患者の末梢血単核細胞(PBMC)における定量的PCRを用いて,これらの抗ウイルスエフェクタの1つ,ソホブビル(SOF)に反応したTRIM22,およびRBVとの併用におけるダクラタスビル(DAC)の発現レベルを研究した。DAAと二重DAAで治療された患者の90%以上で持続的ウイルスクリアランスを観察し,TRIM22の発現が未治療患者と比較してSVRを達成した患者でより高いことを見い出した。また,急速なウイルスクリアランスを達成できなかった患者におけるTRIM22のダウンレギュレーションとウイルスの急速なクリアランスを達成した患者におけるアップレギュレーションを観察した。これらの患者におけるより低いTRIM22発現を決定する遺伝的因子は,抗HCV療法に対するより低い反応において役割を果たす可能性があることを調査する必要がある。これらの薬剤に対する宿主反応をより効果的に理解するためには,内因性IFN系とDAA療法に対する反応における抗ウイルス蛋白質の効果が研究される必要がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症の治療  ,  消化器疾患の薬物療法 
物質索引 (1件):
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