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J-GLOBAL ID：202002216588094426   整理番号：20A2033277

精神疾患患者の背外側前頭前野におけるM1ムスカリン性アセチルコリン受容体のGαq/11への機能的結合:死後研究【JST・京大機械翻訳】

Functional coupling of M₁ muscarinic acetylcholine receptor to Gα_q/11 in dorsolateral prefrontal cortex from patients with psychiatric disorders: a postmortem study

著者 (7件)： Odagaki Yuji (Department of Psychiatry, Faculty of Medicine, Saitama Medical University, Iruma-gun, Saitama, Japan) ,  Kinoshita Masakazu (Department of Psychiatry, Faculty of Medicine, Saitama Medical University, Iruma-gun, Saitama, Japan) ,  Meana J. Javier (Department of Pharmacology, University of the Basque Country, UPV/EHU, Leioa, Bizkaia, Spain) ,  Meana J. Javier (Centro de Investigacion Biomedica en Red de Salud Mental, CIBERSAM, Bilbao, Spain) ,  Callado Luis F. (Department of Pharmacology, University of the Basque Country, UPV/EHU, Leioa, Bizkaia, Spain) ,  Callado Luis F. (Centro de Investigacion Biomedica en Red de Salud Mental, CIBERSAM, Bilbao, Spain) ,  Garcia-Sevilla Jesus A. (Laboratory of Neuropharmacology, IUNICS/IdISPa, University of the Balearic Islands (UIB), Palma de Mallorca, Spain)
資料名： European Archives of Psychiatry and Clinical Neuroscience  (European Archives of Psychiatry and Clinical Neuroscience)
巻： 270  号： 7  ページ： 869-880  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4336A  ISSN： 0940-1334  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蓄積研究は,精神病におけるムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChRs)を介した細胞内シグナル伝達を関連づけている。本研究では,カルバミルコリンクロリド(カルバコール)誘導Gα_i/oおよびGα_q/11活性化を死後ヒト前頭前皮質膜で同定した。次の2つのサンプルコホートを用いた:対象は,神経精神疾患のない40人の対照と,双極性障害(BP)の20人,主要な抑鬱障害(MDD)20人,統合失調症20人,対照20人,厳密に性別と年齢がマッチした被験者[2]。ヒト脳膜へのCarbachol刺激[35S]GTPγS結合を,2つの方法,すなわち,被験者に応用される濾過技術を用いた従来法(Gα_i/o活性化とM_2/M_4mAChRsと結合したGα_i/o活性化),および[1]および[2]に適用した[35S]GTPγS結合/免疫沈殿アッセイ(M_1mAChRと結合したGα_q/11活性化)により評価した。カルバコール誘導Gα_i/o及びGα_q/11活性化の濃度応答曲線から,半最大効果(EC_50),最大パーセント増加(%E_max)及び傾斜因子を誘発する濃度を得た。被験者におけるカルバコール誘導Gα_i/oおよびGα_q/11活性化のpEC_50値は,その意味または根底にある分子過程は不明であるが,有意に相関した。[2]被験者におけるM_1mAChR仲介Gα_q/11活性化の結果は,有意な障害特異的変化を示さなかった。しかし,pEC_50値の分布パターンは,群間で不均等な分散を示した。統合失調症の被験者の%E_max値とpEC_50値の間には有意な逆相関があったが,BPまたはMDDまたは対照ではそうではなかった。これらのデータは,統合失調症患者がM_1mAChR仲介シグナル伝達経路に関して生物学的に不均一なサブグループから成るという概念を支持する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 精神病 ,  統合失調症 ,  ヒト ,  免疫沈降反応 ,  脳膜 ,  母集団 ,  *ムスカリン受容体 ,  *前頭前野 ,  双極性障害
準シソーラス用語： 躁うつ病 ,  GTP結合蛋白質αサブユニット ,  精神神経疾患 ,  前頭前野背外側部 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： G蛋白質 ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR) ,  双極性障害 ,  Majorうつ病性障害 ,  統合失調症 ,  背外側前頭前皮質

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 精神疾患患者 ,  背外側前頭前野 ,  ムスカリン性アセチルコリン受容体 ,  Gαq ,  研究