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J-GLOBAL ID:202002216652004007   整理番号:20A2158715

ヒト羊膜幹細胞は肝硬変ラットにおける肝微小血管機能不全と門脈高血圧を改善する【JST・京大機械翻訳】

Human amniotic stem cells improve hepatic microvascular dysfunction and portal hypertension in cirrhotic rats
著者 (16件):
資料名:
巻: 40  号: 10  ページ: 2500-2514  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0044B  ISSN: 1478-3223  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:門脈圧亢進症は,臨床的代償不全を定義する合併症の原因となる肝硬変の主な結果である。非代償性肝硬変の唯一の治療法は肝移植であるが,限られた資源であり,再生療法の可能性を開く。門脈圧亢進症および非代償性肝硬変の治療に対する初代ヒト羊膜由来間葉間質(hAMSCs)および上皮(hAEC)幹細胞の可能性を検討した。【方法】:in vitroで,肝硬変ラット(慢性CCl_4吸入)からの原発性肝臓正弦波内皮細胞(LSECs)と肝星細胞(HSC)を,24時間,hAMSCs,hAECsまたは媒体と共培養し,それらのRNAプロファイルを分析した。in vivo:CCl_4肝硬変ラットは,4x106hAMSCs,4x106hAEC,または賦形剤(NaCl0.9%)(腹腔内)を受けた。2週間で,a)門脈圧(PP)と肝微小血管機能;b)LSECとHSC表現型;c)肝線維症と炎症。結果:in vitro実験は,幹細胞と共培養した場合,正弦波細胞表現型の改善を明らかにした。幹細胞,特にhAMSCsを受けた肝硬変ラットは,肝臓微小循環機能の改善と共に,賦形剤処理動物よりPPが有意に低かった。この血行動態改善は,肝コラーゲンは減少しなかったが,LSEC毛管化およびHSC脱活性化の改善と関係した。羊膜由来幹細胞を受けたラットは,肝炎症と酸化ストレスを著しく減少させた。最後に,肝機能試験はhAMSCs投与ラットで有意に改善した。結論:この前臨床研究は,ヒト羊膜幹細胞の注入が肝臓微小循環を改善することによりPPを効果的に減少させ,門脈圧亢進を伴う進行性肝硬変の新しい治療選択肢を表すことを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  循環系の基礎医学 

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