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J-GLOBAL ID：202002216660641616   整理番号：20A0600129

波による漂砂と飛砂を同時に考慮した地形変化予測モデル

A MODEL FOR PREDICTING 3-D TOPOGRAPHIC CHANGES DUE TO WINDBLOWN SAND AND WAVES

著者 (6件)： 横田拓也 (日本大学大学院理工学研究科海洋建築工学専攻) ,  小林昭男 (日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  宇多高明 ((一財)土木研究センターなぎさ総合研究所兼日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  芹沢真澄 (海岸研究室(有)) ,  野志保仁 (日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  勝木厚成 (日本大学理工学部一般教育)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 75  号： 2  ページ： I_469-I_474(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飛砂の卓越する海岸において,海浜部から海浜背後までの広範囲の地形変化予測が可能な,波による漂砂と飛砂を同時に考慮した地形変化予測モデルを開発した.海浜部での波による地形変化の計算にはBGモデル(Bagnold概念に基づく3次元海浜変形予測モデル)を,バームより陸側の飛砂による地形変化の計算にはセルオートマトン法を用いた.モデルの妥当性を検討するために,富津新港の防波堤隅角部に形成された砂浜の再現計算を行った.計算結果は現地状況と良い一致を示し,モデルの有効性が確認された.(著者抄録)

シソーラス用語： *漂砂 ,  *飛砂 ,  変化 ,  セルラオートマトン ,  予測モデル ,  海浜 ,  *海岸地形 ,  海浜地形 ,  砂浜 ,  地形発達 ,  モデル
準シソーラス用語： 地形変化 ,  セルオートマトン

著者キーワード (5件)： predictive model ,  windblown sand ,  beach changes ,  BG model ,  cellular automaton method

分類 (1件)： 沿岸海洋物理学  (DC06060N)

引用文献 (8件)：

• 1) 宇多高明,河野茂樹:海浜変形予測のための等深線変化モデルの開発,土木学会論文集 B,No. 539/II-35,pp. 121-139,1996.
• 2) 芹沢真澄,宇多高明,三波俊郎,古池鋼:Bagnold概念に基づく海浜変形モデル,土木学会論文集 B,Vol. 62,No. 4,pp. 330-347,2006.
• 3) 勝木厚成,菊池誠:Sand fluxによる砂丘移動の操作,数理解析研究所講究録,1472巻,pp. 67-70, 2006.
• 4) 横田拓也,小林昭男,宇多高明,芹沢真澄,勝木厚成,野志保仁:セルオートマトン法による海岸砂丘でのblowoutの形成予測,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 73,No. 2,pp. I_583-I_588,2017.
• 5) Andreotti, B., Claudin, P. and Douady, S. : Selection of dune shapes and velocities Part 1: Dynamics of sand, wind and barchans, Eur. Phys. J., B 28, pp. 321-339, 2002.

タイトルに関連する用語 (5件)： 波 ,  漂砂 ,  飛砂 ,  地形変化 ,  予測モデル