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J-GLOBAL ID:202002216662016066   整理番号:20A1354186

自閉症のニューロリギン-3→R451Cマウスモデルにおける盲腸神経免疫相互作用の変化【JST・京大機械翻訳】

Altered Caecal Neuroimmune Interactions in the Neuroligin-3R451C Mouse Model of Autism
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  ページ: 85  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7064A  ISSN: 1662-5102  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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腸の内因性神経系は双方向神経免疫相互作用を介して腸関連リンパ組織(GALT)と相互作用する。盲腸は,微生物の大きな供給を収容し,免疫応答の発生に関与する胃腸(GI)路の未研究領域である。盲腸パッチは,微生物含量と免疫応答を調節する盲腸内に位置するリンパ集合体である。自閉症スペクトラム障害(ASD;自閉症)の人々は,一般集団より頻繁に炎症性疾患を含む重大なGI機能障害を経験する。自閉症は,反復行動または制限された関心,言語障害,および社会的欠損の存在により定義される非常に一般的な神経発達障害である。ニューロリギン-3(NL3)におけるR451Cミスセンス変異のようなシナプス接着蛋白質をコードする遺伝子の変異は自閉症と関連し,シナプス伝達を障害する。著者らは以前に,自閉症のよく確立されたモデルであるNL3R451Cマウスが腸ニューロンおよびGI機能障害を変化させていることを報告した;しかし,自閉症関連R451C変異が盲腸腸神経系と免疫機能を変化させるかどうかは不明である。著者らは,盲腸における肉眼的解剖学的変化を評価し,免疫蛍光を用いて野生型およびNL3R451Cマウスにおける盲腸粘膜下および腸間膜ニューロンの割合を定量化した。盲腸パッチにおいて,著者らは,R451C変異が神経-免疫相互作用に影響を及ぼすかどうかを確認するために,Iba-1標識マクロファージの密度と形態と同様に総細胞密度を評価した。NL3R451Cマウスは,バックグラウンド株に関係なく野生型マウスと比較して盲腸重量を有意に低下させた。盲腸重量もNeuroligin-3を欠くマウスで減少した。NL3R451C盲腸神経節は,粘膜下および筋層間神経叢の両方において,より多くのニューロンを含み,一酸化窒素(NO)産生ニューロン(一酸化窒素合成酵素により標識される),神経節当たりのNOS(NOS)の数を増加させた。全体的な盲腸パッチ細胞密度は不変であったが,NL3R451CマウスはIba-1標識腸マクロファージの密度が増加した。NL3R451Cにおけるマクロファージは,形態においてより小さく,より球状であった。ここでは,シナプス後細胞接着蛋白質Neuroligin-3をコードするNlgn3の自閉症関連変異により生じる神経系と免疫系の両方の変化を同定した。これらの知見は,神経および免疫経路の潜在的調節への更なる洞察を提供する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 
引用文献 (63件):
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