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J-GLOBAL ID:202002216940228962   整理番号:20A0652915

多発性硬化症における非定型ケモカイン受容体2発現の重要な役割:予備プロジェクト【JST・京大機械翻訳】

A critical role for expression of atypical chemokine receptor 2 in multiple sclerosis: A preliminary project
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3397A  ISSN: 2211-0348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ACKR2はいくつかの炎症性疾患の実験モデルにおいて炎症性ケモカインに対するスカベンジャー受容体として作用することにより急性炎症を促進する非典型的ケモカイン受容体であるが,多発性硬化症(MS)におけるその機能は不明である。したがって,MS患者におけるスカベンジャー受容体としてのACKR2のmRNA発現およびMS病因に重要な特定のサイトカインとのこの発現の相関を評価することを目的とした。【目的】再発寛解MS(RRMS)患者40名と健常者35名の末梢血単核細胞(PBMC)について,ACKR2 mRNA発現を調べた。ACKR2 mRNA発現をリアルタイム定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)を用いて測定した。さらに,すべての患者および対照における循環サイトカイン濃度(TNF-α,IL-6,IL-33)を,酵素結合免疫吸着検定法を用いて評価した。ACKR2のmRNA発現は健常人と比較してPBMC上で減少した(p<0.001)。末梢血白血球におけるACKR2発現は循環サイトカインにより調節されたが,これらサイトカインとの相関はなかった(p>0.05)。加えて,患者のIL-33の血漿レベルは有意に増加し(p=0.039),患者の他のサイトカインレベルの間に有意差は見られなかった(p>0.05)。著者らのデータは,PBMCにおけるACKR2 mRNA発現の減少とMS患者の血漿IL-33レベルの増加を明らかに示す。ACKR2と他のサイトカインレベルの間に有意な関係はなかった。著者らの知る限り,これはMS患者のPBMCにおけるACKR2 mRNA発現を評価する最初の研究である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般 

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