文献

J-GLOBAL ID：202002216960077810   整理番号：20A2590703

カルプロテクチンは,口腔扁平上皮癌細胞の浸潤と移動機構を制御する。【JST・京大機械翻訳】

The effects of calprotectin on migration and invasion of oral squamous cell carcinoma cells

著者 (4件)： Sun Junze (550004 貴陽,貴州医科大学附属口腔医院口腔he面外科) ,  Ma Hong (550004 貴陽,貴州医科大学附属口腔医院口腔he面外科) ,  Hu Yun (550004 貴陽,貴州医科大学附属口腔医院口腔病理科) ,  Bao Lingna (550004 貴陽,貴州医科大学附属口腔医院口腔he面外科)
資料名： Shiyong Kouqiang Yixue Zazhi  (Shiyong Kouqiang Yixue Zazhi)
巻： 36  号： 5  ページ： 769-774  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1480A  ISSN： 1001-3733  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】OSCC細胞の移動と浸潤能力に及ぼすカルプロテクチン(S100A8/A9蛋白質)の影響とその関連機構を研究する。方法;種々の濃度のS100A8/A9蛋白質で処理した細胞の増殖活性を,CCK8によって測定し,そして,細胞遊走と浸潤を,それぞれ,スクラッチ試験とTranswell実験によって検出した。1μg/mlのS100A8/A9蛋白質におけるp-p38MAPKの発現を,ウエスタンブロットと免疫蛍光染色によって検出し,そして,OSCC細胞における浸潤転移関連遺伝子の発現をRT-qPCRによって検出した。結果;【結果】1μg/mlS100A8/A9は,OSCC細胞の増殖を有意に増加させ(P<0.05),細胞遊走と浸潤の数を増加した(P<0.001)。S100A8/A9阻害剤群の細胞遊走と浸潤数は,減少した(P<0.001)。p-p38MAPK蛋白質発現は上方制御された(P<0.05)。S100A8/A9群のMMP-2mRNAとMMP-9mRNAの発現は上方制御され,MMP-2mRNAとMMP-9mRNAの発現は抑制剤群で下方制御された(P<0.001)。結論:1μg/mlS100A8/A9タンパク質はp38MAPK経路の活性化を通じて、OSCC細胞の遊走と浸潤を促進し、MMP-2mRNAとMMP-9mRNAを上方制御する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *浸潤 ,  遺伝子 ,  タンパク質 ,  抑制剤 ,  引かき試験 ,  ダウンレギュレーション ,  アップレギュレーション ,  ウェスタンブロット法 ,  p38MAPキナーゼ ,  定量的PCR法
準シソーラス用語： 遊走 ,  細胞遊走 ,  蛋白質発現 ,  免疫蛍光染色 ,  S100A8蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 歯の基礎医学  (GT01020O) ,  歯と口腔の診断  (GT02000Z) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： カルプロテクチン ,  口腔扁平上皮癌細胞 ,  浸潤