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J-GLOBAL ID:202002217041546159   整理番号:20A0770552

バイオマス前処理液からのフミン様酸の合成:電子移動能と金属結合ポテンシャルの定量的評価【JST・京大機械翻訳】

Synthesis of humic-like acid from biomass pretreatment liquor: Quantitative appraisal of electron transferring capacity and metal-binding potential
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巻: 255  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルカリ前処理液の処理はバイオマス精製工業のクリーン生産に重要である。農業において高い応用可能性を有するより付加価値のある製品を得るために,前処理液における有機物の再利用のための簡単な技術を開発する必要があり,環境持続可能性に有益である。本研究の目的は,前駆体としてバイオマス前処理液を用いることにより,H2O2酸化下でフミン酸を合成するための戦略を検討し,それらの電子移動能と金属結合能を評価することである。結果は,8%H2O2,40°Cの温度,および2時間の反応時間が,2.9gL-1までのフミン酸様酸を生成することを示した。一方,前処理液における総フェノール類,総糖類,蛋白質,およびアミノ酸の回収率は,それぞれ82.8,56.2,78.1,および64.2%であった。市販フミン酸と比較して,フミン酸は,より均一な粒子サイズとより高いC(22.5%),N(2.3%),O(33.8%),K(4.5%),およびP(11.2%)含有量を有する。ヒドロキシル基およびカルボキシル基含有量はフミン酸よりもフミン酸の方がそれぞれ3.3倍および2.0倍高かった。さらに,フミン酸様酸は,市販フミン酸よりも,より多くの電子移動能と金属結合能を有し,重金属汚染土壌の修復に対する大きな応用可能性を示唆した。本研究における前処理液からフミン酸様酸を合成する報告された戦略は,農業における循環経済と同様にバイオリファイナリー産業のよりクリーンな生産のプロセスを促進するであろう。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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環境問題 

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