抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】甲状腺腺腫の診断における血清チログロブリン(Tg),腫瘍壊死因子-α(TNF-α)および高移動度群蛋白質B1(HMGB1)の臨床的意義を調査する。方法:この院耳鼻咽喉科で治療を受けた甲状腺腺腫患者60例(実験群)及び健常ボランティア60例(対照群)を選択し、実験群と対照群の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベル及び実験群の術前、術後の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルを比較した。甲状腺腺腫患者の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルと腫瘍直径と病理タイプとの関係を分析し、血清Tg、TNF-α、HMGB1単独と連合検査による甲状腺腺腫診断の臨床価値を判断した。結果:実験群の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルは対照群より高く、統計学的有意差があり(P<0.05)、実験群患者の術後検査の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルは術前より低く、統計学的有意差があった(P<0.05)。腫瘍直径が2cmより大きい患者の血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルは腫瘍直径が2cm以下の患者より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。血清Tg診断による甲状腺腺腫の曲線下面積は0.725であり、感度と特異性は75.8%、58.2%であった。TNF-α曲線下面積は0.753であり,感度と特異性は80.4%と67.8%であった。MGB1曲線下面積は0.750であり,感度と特異性は78.4%と64.1%であった。血清Tg、TNF-α、HMGB1連合検査による甲状腺腺腫の曲線下面積は0.815であり、感度と特異性は91.2%、84.7%であった。結論:患者の腫瘍直径が2cmより大きい場合、血清Tg、TNF-α、HMGB1レベルは高く、血清Tg、TNF-α、HMGB1の連合検出による甲状腺腺腫の診断感度と特異性は良好であり、甲状腺腺腫の早期診断に臨床補助価値を有する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】