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J-GLOBAL ID:202002217203310864   整理番号:20A0297745

癌幹細胞を標的とする新たな治療戦略としての異常脂質代謝【JST・京大機械翻訳】

Aberrant lipid metabolism as an emerging therapeutic strategy to target cancer stem cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 6-14  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0655C  ISSN: 1066-5099  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌メタボロミクスにおける新たな証拠は,再プログラムされた代謝経路が癌の主要な特徴であることを同定し,その中で脱調節脂質代謝が注目を集めている顕著な分野である。癌幹細胞(CSC)は腫瘍塊の<0.1%を構成し,高い自己再生,腫瘍開始特性を有し,治療抵抗性,疾患再発,および腫瘍転移の原因となる。したがって,CSCsにおいて起こる代謝再配線,特に脂質代謝を理解することは不可欠であり,最近の報告がある。CSCは,それらの幹細胞の特性を維持し,それらのバイオマスとエネルギー需要を満たすために脂質代謝に高度に依存し,最終的に癌の成長と侵入をもたらす。したがって,本レビューにおいて,CSCsがそれらの生存を促進するために利用する異常脂質代謝に光を当て,それはde novo脂質生成,脂質液滴合成,脂質脱飽和及びβ-酸化におけるアップレギュレーションから成る。さらに,重要なリポゲネシス酵素のようなプロセスに関与する代謝調節因子についても強調した。最後に,CSC脂質代謝に関与する重要な調節因子を標的とする治療戦略を要約し,それによりCSC脂質メタボロームに対する強力で新規な治療法を開発する可能性を示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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造血系 
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