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J-GLOBAL ID:202002217239086362   整理番号:20A0899207

NIR-II蛍光イメージングと癌治療のための高分子ミセル中のインドシアニングリーン染料の安定化【JST・京大機械翻訳】

Stabilization of indocyanine green dye in polymeric micelles for NIR-II fluorescence imaging and cancer treatment
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 2245-2254  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2460A  ISSN: 2047-4849  CODEN: BSICCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最も一般的に使用されている近赤外(NIR)染料の一つはインドシアニングリーン(ICG)であり,NIRバイオイメージング,光熱および光線力学療法に広く用いられている。しかし,この染料は分子状酸素と反応して一重項酸素(SO)を形成し,それによりICGを開裂して非蛍光性デブリを形成することができる。ICGと酸素の反応を減らすために,前者とNIR染料IR-1061の間のエネルギー移動(ET)を用いた。2つの染料を生体適合性ポリ(エチレングリコール)-ブロック-ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL-PEG)から成るミセル中にカプセル化した。ミセルを動的光散乱(DLS)を用いてそれらのサイズについて特性化し,直径約35nmを測定することを見出した。蛍光発光測定を行い,光分解に対するICGの安定性が増加することを示した。さらに,この増加した安定性により,カプセル化された染料は,その遊離型と比較して,より多くの熱とより長い時間を生成することを可能にした。SO指標による研究は,より多くのIR-1061がミセルに添加されると,より少ないSOが生成されることを示した。これらの結果は,添加したIR-1061の量を変えることによって,システムによって発生する熱とSOを調整することができることを示した。細胞生存性研究により,粒子は生理的条件下で非毒性であるが,808nm照射ではMCF7癌細胞の根絶においてそれらは強力になることを示した。さらに,温度の上昇と分解デブリの生成の両方がミセルの細胞毒性効果に役割を果たすことを示した。生きたマウスに注入された色素負荷ミセルは,1000nm以上のNIR(OTN-NIR)領域において明るい蛍光を示し,血管および内部器官の可視化を可能にした。最も重要なことに,カプセル化染料は30分以上安定で,肝臓と脾臓に徐々に蓄積した。熱発生染料ICGに加えてIR-1061の存在は,同時温度改質とモニタリングを可能にした。生体組織の深い浸透を伴う範囲のOTN-NIR領域におけるIR-1061の蛍光強度の変化を測定することにより,温度の変化を評価することができた。これらの特徴は,癌治療および診断のための有望な候補として,PCL-PEGミセルにおけるICG/IR-1061の潜在的使用を例証する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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医用画像処理  ,  診断用薬の基礎研究  ,  医用素材 
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