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J-GLOBAL ID:202002217291702785   整理番号:20A0425475

Chlamydomonasにおける核遺伝子発現のための新しい選択可能なマーカー,nourソトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(NAT)【JST・京大機械翻訳】

Nourseothricin N-acetyl transferase (NAT), a new selectable marker for nuclear gene expression in Chlamydomonas
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-8  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7033A  ISSN: 1746-4811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Chlamydomonas reinhardtiiは単細胞緑藻で,基礎研究とバイオテクノロジー応用のために最も一般的に使用されているモデル生物である。通常,選択可能なマーカーを必要とするトランスジェニック株の発生は,そのような研究/応用において機器である。他の生物と比較して,選択可能なマーカーの数はこの生物に限定されている。ノウルセトリシン(NTC)N-アセチルトランスフェラーゼ(NAT)は,様々な生物において選択可能なマーカーとして報告されているが,C.reinhardtiiを含まない。このように,NATがC.reinhardtiiにおけるトランスジェニック株の選択に有用で効果的であるかどうかを調べた。NATの使用の成功は,この生物における選択可能なマーカーと他の微小藻類における選択的な選択を提供するであろう。C.reinhardtiiは5μg/mlの低濃度でNTCに感受性であった。ヒグロマイシンBおよび/またはパロモマイシン耐性遺伝子により形質転換された株において,ノウルセトリシンに対する交差耐性はなかった。Streptomyces nourseiからのコドン最適化NATを合成し,異なる発現ベクターに組み込み,次いでChlamydomonasへの形質転換を行った。約500の形質転換体は,10μg/mlのNTCによる選択で50ngのDNAを使用することによって得ることができた。形質転換体は正常な成長速度を示し,少なくとも10か月間は選択しなくても安定であった。著者らは,NATがパロモマイシンおよびハイグロマイシンB耐性マーカーを有する株におけるIFT54-HAの異所性発現のための選択可能なマーカーとして使用できることを成功裏に試験した。さらに,IFT54-HA陽性クローンに対する選択率は,IFT54-HAをNATに融合し,FMDV2Aペプチドにより処理することにより大きく増加することを示した。本研究は,C.reinhardtiiの核ゲノムにおけるNATの安定した発現の最初の実証を示し,NATがトランスジェニック株のための効果的な選択可能なマーカーとして使用できるという証拠を提供する。それは,C.reinhardtiiにおける選択可能なマーカーのための代替選択を提供する。NATはパロモマイシンおよびハイグロマイシンB耐性遺伝子と互換性があり,複数の選択を可能にする。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (39件):
  • Plant Cell.; A series of fortunate events: introducing Chlamydomonas as a reference organism; PA Salome, SS Merchant; 31; 2019; 1682-1707; 10.1105/tpc.18.00952; citation_id=CR1
  • Front Plant Sci.; Transgene expression in microalgae-from tools to applications; L Doron, N Segal, M Shapira; 7; 2016; 505; 10.3389/fpls.2016.00505; citation_id=CR2
  • Front Biosci.; Genetic manipulation of microalgae for the production of bioproducts; P Vazquez-Villegas, MA Torres-Acosta, SA Garcia-Echauri, JM Aguilar-Yanez, M Rito-Palomares, F Ruiz-Ruiz; 10; 2018; 254-275; 10.2741/e821; citation_id=CR3
  • Proc Natl Acad Sci USA; High-frequency nuclear transformation of Chlamydomonas reinhardtii; KL Kindle; 87; 1990; 1228-1232; 10.1073/pnas.87.3.1228; citation_id=CR4
  • Plant Biotechnol J.; Evaluation of three herbicide resistance genes for use in genetic transformations and for potential crop protection in algae production; AJ Brueggeman, D Kuehler, DP Weeks; 12; 2014; 894-902; 10.1111/pbi.12192; citation_id=CR5
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