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J-GLOBAL ID:202002217548367116   整理番号:20A0379711

土壌有機炭素画分と熱重量分析データの結合【JST・京大機械翻訳】

Linking thermogravimetric data with soil organic carbon fractions
著者 (9件):
資料名:
巻: 362  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異なる土壌分別アプローチは,異なるターンオーバ時間の土壌有機炭素(SOC)プールを分離するために頻繁に使用され,土壌炭素動力学に光を当てる。しかし,これらの方法は面倒で時間がかかる。熱重量分析は代替案である。以前の研究は,土壌有機物(SOM),全窒素,粘土含有量,およびTG指標(10°C間隔での質量損失)およびTG画分(より大きな温度間隔での質量損失)によって表される土壌呼吸および熱重量(TG)データ間の関係を明らかにした。本研究では,TG指標と画分の両方を,異なるターンオーバー時間を表すSOC画分の含量と相関させた。使用した画分は,粒子状有機炭素,溶存有機炭素,砂画分中の有機炭素,安定な凝集体,シルトと粘土粒子に付着した有機C,及び化学的に抵抗性の画分(<63μmとNaOClにより酸化できない)であった。分別および熱重量分析を,耕地および草地の表土および下層土から144試料に適用した。結果は,TG指標と画分またはそれらの組み合わせの両方が草地表土のSOC画分と相関することを明らかにした(R2=0.70~0.92,化学的耐性画分を除いてp<0.001)。一方,耕地土壌のSOC画分との相関は有意に低かった(R2~0.72,p<0.001)。耕地および草地土壌の下層土におけるTGデータとSOC画分の間に相関は観察されなかった。重要なことに,炭素含有量が340~350°Cの間のTG指標と相関する土壌でほとんどの相関が観察された。このTG指標は,種々のタイプの土壌における異なるターンオーバー時間の機能的SOC画分をモデル化するための開発された方程式の適用のための微分器として使用できる。熱重量分析は古典的な分別スキームを置き換えることができない。しかし,結果は,熱重量分析が,従来の化学-物理的分別法以外に,異なる土地利用システムにおけるSOM品質を評価するための付加的ツールであることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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土壌化学 
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