抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】慢性閉塞性肺疾患急性増悪(AECOPD)患者における呼吸不全を伴う慢性閉塞性肺疾患(AECOPD)患者における好中球/リンパ球比率(NLR)およびN末端B型ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)の血清レベルを評価する。方法:2019年1月から8月までの間に入院したAECOPD患者117例を選択し、呼吸不全の有無により、呼吸不全群(n=48)と伴わない呼吸不全群(n=69)に分け、両群の臨床データを比較した。NLRとNT-proBNPレベル、多因子Logistic回帰分析による呼吸不全発生の危険因子、そして、受信者動作特徴(ROC)曲線を用いて、異なる指標による呼吸不全を予測する効果を分析した。【結果】2群間の性別,年齢,脳梗塞の合併は,有意差を示さなかった(P>0.05)。慢性心不全、合併高血圧、合併肺性心臓病、既往歴のある喫煙歴の有無、NT-proBNP、NLRレベルを比較すると、統計学的有意差があった(P<0.05)。多変量ロジスティック回帰分析では,慢性心不全,高血圧,肺性心臓病,および喫煙の既往歴を含む,NT-proBNP(OR=3.085,95%CI)が調整された。1.2527.605)とNLR(OR=1.599,95%CI;1.1792.168)はAECOPD合併呼吸不全の独立危険因子である。ピアソン相関分析は,NT-proBNPレベルとNLRレベルの間に正の相関があることを示した(r=0.297,P=0.001)。ROC曲線分析の結果,NLR,NT-proBNPおよびNLR+NT-proBNPの併用はAECOPD患者の呼吸不全を伴うROC曲線下面積を予測できた。0.726,0.787,0.844;感度は,それぞれ0.500,0.688および0.833であった。特異性は,それぞれ0.899,0.855,0.739であった。結論:NT-proBNPとNLRはAECOPD合併呼吸不全の独立リスク因子であり、連合検出はその発生に対して高い予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】