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J-GLOBAL ID:202002217715457363   整理番号:20A0271807

メソグリカンはヒト線維芽細胞と内皮細胞を活性化できるケラチノサイトによる微小小胞の分泌を誘導する:皮膚創傷治癒における新規機構【JST・京大機械翻訳】

Mesoglycan induces the secretion of microvesicles by keratinocytes able to activate human fibroblasts and endothelial cells: A novel mechanism in skin wound healing
著者 (8件):
資料名:
巻: 869  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メソグリカンは線維素溶解性化合物であるが,皮膚創傷修復における最近有望なプロ治癒効果が報告されている。以前に,メソグリカンがヒトケラチン細胞,線維芽細胞及び内皮細胞を活性化し,ケラチン細胞からの微小小胞(EVs),特にエキソソームの分泌を誘導することを示した。これらのEVsは,陽性フィードバックを伴う自己分泌ループを生成する細胞をさらに活性化するので,創傷治癒に寄与する可能性がある。本研究では,メソグリカンで処理したケラチン細胞から分離したEVsをヒト線維芽細胞と内皮細胞で試験した。細胞運動性を分析し,分化過程を評価するために,創傷治癒/浸潤アッセイによりin vitro研究を行った。次に,ヒト内皮細胞による毛細管様構造の形成を行い,in vitro血管新生を評価した。著者らは,メソグリカンで処理したケラチン細胞から分泌されたEVsが線維芽細胞と内皮細胞の移動と浸潤を促進することを見出した。さらに,これらの受容細胞は間充織表現型を獲得する。さらに,血管新生はこの種のEVsの存在下で強く増強された。結論として,ケラチン細胞から誘導されたEVsは,メソグリカンの効果を更に増幅できるパラクリン陽性フィードバックを誘導することを示した。この機構は,以前に報告され,線維芽細胞と内皮細胞の活性化により,以前に報告されている自己分泌ループに加えられる。特に,この活性化は,線維芽細胞に対するFGF-2(線維芽細胞増殖因子-2)および内皮細胞に対するVEGF(血管内皮増殖因子)による成長因子の作用により増幅される。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞膜の受容体 

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