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J-GLOBAL ID:202002217800769927   整理番号:20A2592002

スピノシンと炭酸アンモニウム複合ミクロスフェアの調製とハエ成虫の防除効果【JST・京大機械翻訳】

Preparation of Composit Microspheres of Spinosad and Ammonium Carbonate and the Control Effects on Rhagoletis batava obseuriosa Adults(Diptera: Tephritidae)
著者 (4件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 191-200  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2424A  ISSN: 1001-7488  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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[目的]誘引剤または農薬の単独使用によるハエバエ成虫の防除の限界を克服するため、微小球包埋法を用いて農薬と誘引剤を微小球に作成し、両者を林間緩徐に放出させ、この薬剤の誘引及び殺虫によるハエの殺虫効果を明確にする。[方法]ゼラチンとポリ乳酸を担体とし、スピノシンと炭酸アンモニウムを芯材とし、溶剤揮発法により殺虫剤と誘引剤を含むミクロスフェアを調製した。炭酸アンモニウムは水溶性であり、スピノシンは脂溶性であるため、そこから外の「水溶性物質1/油溶性物質/水溶性物質2」の包埋段階を用いて、誘引剤と農薬の包埋を実現する。単因子実験計画を用いて、同時に4種類の因子、即ちポリ乳酸、スピノシン、ゼラチンと反応温度を固定し、異なる炭酸アンモニウム含有量によるミクロスフェアの物理化学的性質への影響を測定した。スピノサドと炭酸アンモニウムがミクロスフェア内に封入されるかどうかを,赤外分光計で検出した。ミクロスフェア中のスピノシンの含有量をHPLCにより測定した。微小球中の炭酸アンモニウムの封入容量を,ケルダニット測定装置を用いて測定し,計算した。透析バッグ法を用いて,スピノシンの放出速度を測定した。アンモニアガスに対するミクロスフェアの徐放性効果を,アンモニア検出器を用いて検出した。ミクロスフェアの形態を走査電子顕微鏡で観察し,記録した。ミクロスフェアの大きさと粒度分布をレーザ粒度分析器で分析した。バイオアッセイを用いて,ハエの成虫に対する微小球の誘引と致死効果を試験した。また、野外で無人機を散布し、微小球を散布し、ウミバエを防除する実験を行った。【結果】赤外スペクトル分析は,スピノシンと炭酸アンモニウムが首尾よくミクロスフェア内に封入されたことを示した。炭酸アンモニウムを変数とした時,ミクロスフェア中のスピノシンと炭酸アンモニウムの薬物負荷量と封入効率は,最初に増加して,次に減少した。ミクロスフェア中のスピノシンの持続放出時間は約15日で、純スピノシンの持続放出時間(7日)より高く、純炭酸アンモニウムの最長放出期間は6日であり、ミクロスフェア中の炭酸アンモニウムの最長持続期間は14日であり、殺虫剤と誘引剤の持続的放出の目的を実現できる。調製したミクロスフェアは,球状で,分散し,均一で,表面多孔性で,ミクロスフェアの平均直径は,約60μmであった。調製したミクロスフェアの毒性と誘引作用は,それぞれ,対照と比較して有意差があった(P<0.05)。対照と比較して,ミバエの虫口密度は,平均約76.13%減少し,そして,被害率は,約75.38%減少した。[結論]スピノシンと炭酸アンモニウムで作られたミクロスフェアは、徐放性効果があり、誘殺と殺虫によるハエバエの作用を誘殺し、ハマグリバエの防除に用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 

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