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J-GLOBAL ID:202002217804746873   整理番号:20A0331790

多発性硬化症における神経炎症のin vivoマーカーとしてのP2X_7受容体トレーサ[11C]SMW139: 最初のヒト研究【JST・京大機械翻訳】

The P2X7 receptor tracer [11C]SMW139 as an in vivo marker of neuroinflammation in multiple sclerosis: a first-in man study
著者 (20件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 379-389  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1009A  ISSN: 1619-7070  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:新しいPETトレーサー[11C]SMW139は,炎症性ミクログリアで発現するP2X_7受容体と高い親和性で結合する。本研究の目的は,活動的再発性多発性硬化症(RRMS)および健常対照(HC)患者における[11C]SMW139の薬物動態を特性化し,RRMSにおけるin vivo神経炎症を同定する可能性を評価することであった。方法:5人のRRMS患者と5人の年齢一致HCは,90分の動的[11C]SMW139 PETスキャンを受け,オンライン連続および手動動脈サンプリングにより,代謝物補正動脈血漿入力機能を生成した。組織時間活性曲線を単一および2組織コンパートメントモデルに適合させ,最良適合を提供したモデルをAkaike情報基準を用いて決定した。【結果】RRMSとHCの両方における[11C]SMW139動力学を記述するための最適モデルは,血液量パラメータを有する可逆的2組織コンパートメントモデルであり,解離速度k_4は全脳値に固定された。調査群レベル比較により,正常出現脳領域におけるHCと比較してRRMSにおける分布容積(V_T)および結合電位(BP_ND)の増加が示された。MS病変におけるBP_NDは非病変白質と比較して減少し,ガドリニウム増強病変において更なる減少が観察された。対照的に,V_Tの増加は,おそらく活性MS病変における血液脳関門の破壊に起因する病変の増強において観察された。さらに,60分のデータを用いた分析は,地域のV_TとBP_ND値のわずかな過小評価をもたらしたが,60~90分のデータセットから得られたパラメータ間には高い相関があった。結論:この最初のin-man研究は,[11C]SMW139の取り込みが,健常対照およびRRMS患者における特異的結合に対する尺度としてBP_NDを用いてPETで定量できることを示した。更なる研究は,この新しい神経炎症トレーサーの更なる臨床評価のために必要である。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般  ,  標識化合物  ,  神経系の診断 

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