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J-GLOBAL ID:202002217834537597   整理番号:20A1013387

mTOR-4EBP1経路の標的化によるオートファジーのアップレギュレーション:実験的拡張型心筋症のマウスにおける心機能改善の可能な機構【JST・京大機械翻訳】

Up-regulating autophagy by targeting the mTOR-4EBP1 pathway: a possible mechanism for improving cardiac function in mice with experimental dilated cardiomyopathy
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-7  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7418A  ISSN: 1471-2261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オートファジーは心血管疾患の病理学的過程において重要な役割を果たす。しかしながら,拡張型心筋症(DCM)におけるオートファジー調節の基礎となる病理学的機構についてはほとんど知られていない。著者らは,オートファジーのアップレギュレーションがmTOR-4EBP1経路を通して実験的DCMを有するマウスにおいて心臓機能を改善することができるかどうかを調査した。DCMの動物モデルをブタ心臓ミオシンによる免疫化によりBALB/cマウスで確立した。オートファジーのアップレギュレーションまたはダウンレギュレーションの両方を,ラパマイシンまたは3-MAの並行投与により検討した。形態学,ウエスタンブロット法および心エコー法を,病理学的機序を確認するために適用した。オートファジーは活性化され,オートファゴソームはラパマイシン群で有意に増加した。コラーゲン体積分率(CVF)は,DCM群と比較してラパマイシン群で減少した(9.21±0.82%対14.38±1.24%,P<0.01)。p-mTORおよびp-4EBP1の発現は,ラパマイシン誘導自己貪食活性化において有意に減少したが,レベルは3-MAによるオートファジーのダウンレギュレーションにより増加した。ラパマイシン群において,LVEFおよびFSは,DCM群と比較して有意に増加した(54.12±6.48%対45.29±6.68%,P<0.01;26.89±4.04%対22.17±2.82%,P<0.05)。オートファジーの阻害剤として,3-MAはDCMマウスにおける不適応心臓リモデリングの進行を悪化させ,心機能を低下させた。本研究は,mTOR-4EBP1経路を介してオートファジーを上方制御することにより,実験的DCMマウスにおける心臓機能改善の可能な機構を示し,DCMに対する有望な治療戦略となり得る。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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