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J-GLOBAL ID:202002217925200492   整理番号:20A0477657

平衡ヌクレオシド輸送体-2の欠失はマウスにおけるリポ多糖類誘発神経炎症および血液脳関門機能障害に対して保護する【JST・京大機械翻訳】

Deletion of equilibrative nucleoside transporter-2 protects against lipopolysaccharide-induced neuroinflammation and blood-brain barrier dysfunction in mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  ページ: 59-71  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経炎症は多くの脳疾患の一般的な病理学的特徴であり,血液脳関門(BBB)の破壊と神経病因の重要なメディエーターである。アデノシンは内因性免疫調節因子であり,その脳細胞外レベルは平衡ヌクレオシド輸送体-1(ENT1)とENT2により強く制御される。本研究は,神経炎症とBBB機能の調節におけるENTsの役割を調査することを目的とした。結果は,ENT2のmRNAレベルが野生型(WT)マウスの脳(海馬,大脳皮質,線条体,中脳,小脳)においてENT1のそれより有意に豊富であることを示した。ENT2-/-マウスは,同腹子対照より海馬においてより高い細胞外アデノシンレベルを示した。反復リポ多糖類(LPS)処理は,WTマウスの海馬において,異常BBB表現型(タイトジャンクション蛋白質発現の減少,細胞周囲損失および免疫グロブリンG溢出)およびニューロンアポトーシスを伴う,ミクログリア活性化,星状膠症および炎症誘発性サイトカインのアップレギュレーションを誘導した。特に,ENT2-/-マウスは,LPS誘導神経炎症,BBB破壊および神経毒性に対し有意な耐性を示した。これら所見は,ENT2が脳アデノシントーンの調節に重要であり,ENT2の欠損がLPS誘導神経炎症および神経血管関連傷害に対する保護を与えることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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