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J-GLOBAL ID:202002217942448130   整理番号:20A0124695

低負荷グラフェンカプセル化スチレン-アクリル酸ブチル共重合体ミクロスフェアを用いたポリメタクリル酸メチルの誘電特性の増強【JST・京大機械翻訳】

Enhancing the dielectric properties of polymethyl methacrylate by using low loading graphene encapsulated styrene-butyl acrylate copolymer microspheres
著者 (8件):
資料名:
巻: 259  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0123B  ISSN: 0379-6779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エレクトロニクス産業と電子製品の急速な発展によって,高誘電率と低誘電損失を有する高分子ナノ複合材料は,様々な応用において大きな可能性を有するであろう。本研究では,ソープフリー乳化重合法により,スチレンブチルアクリレート共重合体(rGO@SBA)ミクロスフェアの表面上に還元酸化グラフェンを吸収することにより,新しい構造を得た。Fourier変換赤外スペクトル特性化により,rGO@SBAミクロスフェアの作製に成功したことを明らかにした。SEMとTEM結果は,rGOナノシートがSBAミクロスフェアの表面に首尾よく負荷され,rGO@SBAの平均直径が650nmに増加したことを示した。rGO負荷を2wt%に近似したとき,高誘電率rGO@SBA複合材料が得られた。2wt%rGOを含むrGO@SBA複合材料の誘電率は,純SBAのそれより339倍高かった。さらに,電気伝導率も明らかに向上した。しかし,rGO@SBA複合材料の誘電損失も必然的に増加した。rGO@SBAミクロスフェアを,rGO@SBA/PMMA複合材料を得るために,ポリメタクリル酸メチル(PMMA)マトリックスと混合した。PMMAのガラス転移温度はrGOの含有量と共に増加した。わずか0.14wt%rGOのrGO@SBA/PMMA複合材料の誘電率は1kHzで15.5に増加した。一方,誘電損失は低レベルで制御された。SEM観察は,rGO@SBAの分離分散がPMMAマトリックス中で実現されたことを意味した。著者らの戦略はrGOカプセル化高分子ミクロスフェアの作製を通してrGO充填高分子複合材料の高誘電率と低誘電損失を調製する容易な方法を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の物理的性質  ,  単独重合  ,  炭素とその化合物 

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