文献

J-GLOBAL ID：202002218145919988   整理番号：20A2097415

要求仕様の誤解釈を検出するDomain Word Modelingの提案

Proposal of “Domain Word Modeling” to Detect Misinterpretation of Requirements Specification

著者 (3件)： 柏原一雄 (デンソークリエイト) ,  長井亘 (テックスエンジソリューションズ) ,  谷口侑太 (テックスエンジソリューションズ)
資料名： ソフトウェア品質管理研究会分科会成果報告(Web)
巻： 2019  ページ： WEB ONLY  発行年： 2019年 
JST資料番号： U2084A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ソフトウェア開発(仕様策定)について現状分析:要求仕様の誤解釈による手戻りの発生,誤解釈の要因(「抽象的に表現された用語」を「不足している前提知識」で解釈)。
・Domain Word Modeling(DWM)を提案:用語の解釈を可視化,要求仕様と前提知識を入力,用語の関連をツリー構造で表現,手順(形態素解析/モデリング/モデルのレビュー)。
・解決策(DWM)の評価:実施者とレビューアによる実験,レビューで見逃した「誤解釈を誘発する用語」の検出,要求仕様を自然言語記述するプロジェクトへの導入容易性を確認。

シソーラス用語： ソフトウェア開発 ,  *要求仕様 ,  可視化 ,  ツリー構造 ,  形態素解析 ,  モデリング ,  曖昧さ ,  表記法 ,  用語 ,  ソフトウェアプロセス ,  仕様記述 ,  シソーラス ,  評価試験 ,  プロジェクト管理
準シソーラス用語： ソフトウェアレビュー ,  ドメイン用語 ,  マインドマップ

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (14件)：

• 厳密な仕様記述WG委員,「厳密な仕様記述入門」,独立行政法人情報処理推進機構,2013
• 清水吉男,「「派生開発」を成功させるプロセス改善の技術と極意」,技術評論社,2007
• 柏原一雄,「派生開発におけるテスト漏れを防止するDifference Statement Coverage分析法の提案」,ソフトウェア品質シンポジウム 2019,2019
• 小林展英,「D-Caseを用いたレビューを見える化する方法の導入事例」,12th Workshop on Critical Software System,2015
• 大森洋一,荒木啓二郎,「自然言語による仕様記述の形式モデルへの変換を利用した品質向上に向けて」,情報処理学会誌 プログラミング Vol.3 No.5 18-28,2010

タイトルに関連する用語 (3件)： 要求仕様 ,  誤解 ,  提案