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J-GLOBAL ID：202002218160341322   整理番号：20A1084841

コレステロール,エイコサノイドおよびリン脂質代謝における104非極性代謝産物の定量のための高スループット標的メタボロミクス法:CCL_4誘発肝損傷マウスモデルの研究における応用【JST・京大機械翻訳】

A high-throughput targeted metabolomics method for the quantification of 104 non-polar metabolites in cholesterol, eicosanoid, and phospholipid metabolism: application in the study of a CCl₄-induced liver injury mouse model

著者 (6件)： Jia Mengqi (School of Pharmacy, Shanghai Jiao Tong University, Shanghai, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Peng Zhangxiao ,  Yang Kaige ,  Su Changqing ,  Wang Yan ,  Yan Chao
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 145  号： 10  ページ： 3575-3591  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの証拠は,コレステロール,エイコサノイドおよびリン脂質代謝が炎症,アテローム性動脈硬化,発癌などにおいて重要な役割を果たすことを示唆した。したがって,これらの代謝経路における代謝産物の迅速で正確な定量は,関連疾患の分子機構とバイオマーカーを発見するために必要である。この分析では,3連4重極質量分析プラットフォーム(UPLC-QqQ-MS)と組み合わせた超高速液体クロマトグラフィーを開発し,15分以内に32のリン脂質(PLs),44のエイコサノイド(EAs),28のオキシステロールおよび胆汁酸(BA)を含む合計104の重要代謝産物を同時に定量した。検証結果は,本方法が種々のマトリックスサンプルを分析するために安定で,敏感で,正確であることを示した。次に,この方法を用いてCCl_4誘発肝障害モデルの代謝表現型を特性化した。結果は,多価不飽和脂肪酸(PUFA)とPUFAアシル-リン脂質(PFA-PLs)が下方制御され,飽和脂肪酸アシル-リン脂質(SFA-PLs)とEAsのレベルがCCl_4損傷群の肝臓組織と血漿の両方で上方制御されたことを示した。BASは,血漿で上方制御されたが,CCl_4損傷群の肝臓組織で下方制御された。免疫組織化学分析は,サイトゾルホスホリパーゼA2(cPLA2)の発現レベル,リン酸化サイトゾルホスホリパーゼA2(p-cPLA2),分泌ホスホリパーゼA2-IIA(sPLA2-IIA)およびリゾホスファチルコリンアシルトランスフェラーゼ1(LPCAT1)がすべて上方制御されたことを示した。著者らの結果によると,CCl_4誘発急性肝障害分子機構の図を引き出した。さらに,著者らは,7α-ヒドロキシコレステロールと7β-ヒドロキシコレステロールの受信者動作特性曲線(AUC)下の面積が1.0であることを見出した。これは,2つの代謝産物が急性肝障害の診断に対して有意な可能性を有することを示す。この分析法の優れた性能は,関連疾患のメカニズム研究とバイオマーカースクリーニングに対する更なる有用性を証明する。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *リン ,  血漿 ,  炎症 ,  *代謝産物 ,  発癌 ,  *リン脂質 ,  *脂質代謝 ,  代謝経路 ,  スクリーニング ,  肝障害 ,  *エイコサノイド ,  バイオマーカー ,  ホスホリパーゼA2 ,  ステロール ,  脂環式アルコール
準シソーラス用語： *メタボロミクス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 生体物質一般  (EB02010G) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (1件)： コレステロール

タイトルに関連する用語 (15件)： コレステロール ,  エイコサノイド ,  リン脂質 ,  代謝 ,  非極性 ,  代謝産物 ,  定量 ,  高スループット ,  標的 ,  メタボロミクス ,  誘発 ,  肝損傷 ,  マウスモデル ,  研究 ,  応用