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J-GLOBAL ID：202002218266230715   整理番号：20A1201897

アルゴン原子とのアルゴンクラスタイオン衝突の分子動力学シミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Molecular dynamics simulation of argon cluster ion collisions with argon atoms

著者 (2件)： Sirotkin V.V. (Russian Technological University, Moscow, Russia) ,  Sirotkin V.V. (Institute of Microelectronics Technology and High Purity Materials RAS, Chernogolovka, Russia)
資料名： Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms  (Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms)
巻： 476  ページ： 14-25  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0899A  ISSN： 0168-583X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加速アルゴンクラスタイオンと残留ガス原子との衝突過程を分子動力学シミュレーションにより解析した。考慮したクラスタイオンは二十面体構造を有していた。それらの初期温度は35Kに等しいと仮定した。衝撃破壊の結果に及ぼすクラスタイオンの加速ポテンシャルと初期サイズの値の影響を調べた。クラスタイオンの原子数は309から1415まで変化した。加速電位値は10~100keVの範囲で変化した。衝突後のクラスタイオンの進展が1.51μsで観察された。シミュレーションは,衝突後に,クラスタイオンのフラグメントが生存でき,そのサイズ,温度,および相状態(部分的または完全な融解)が2つの上述のパラメータの比率によって決定されることを示した。これらのフラグメントのその後の激しい蒸発冷却は,それらにおける秩序構造の完全な回復をもたらす。考察した時間間隔の終わりまで,蒸発によるフラグメントの温度とサイズの減少は著しく減速した。また,クラスタイオンの弱いまたは中程度の損傷により,フラグメント形成の初期段階で起こる過程は,振動の性質を持つことが分かった。考慮したバリアントにおけるこれらの振動の周波数は220~285GHzの範囲にあった。さらに,衝突時のクラスタイオンからノックアウトされた原子散乱のパラメータと蒸発中のフラグメントを残すパラメータを決定した。シミュレーション結果を用いて,ガスクラスタイオンビームと残留ガスとの相互作用により生じるいわゆる加速中性原子ビームの形成過程を調べた。形成した梁の組成について仮定した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 凝固 ,  原子ビーム ,  *シミュレーション ,  蒸発 ,  相互作用 ,  電位 ,  *計算機シミュレーション ,  *アルゴン ,  原子散乱 ,  残留ガス ,  蒸発冷却 ,  *クラスタイオン
準シソーラス用語： 秩序構造 ,  *分子動力学シミュレーション ,  衝撃破壊 ,  初期温度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 加速中性原子ビーム ,  衝突誘起クラスタフラグメンテーション ,  高周波音響振動 ,  蒸発冷却 ,  凝固 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： チャネリング,ブロッキング,粒子のエネルギー損失  (BK16100J)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルゴン ,  原子 ,  クラスタ ,  イオン衝突 ,  分子動力学シミュレーション