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J-GLOBAL ID：202002218556308824   整理番号：20A2561499

Ediacaran Doushantuo燐灰岩からの対炭素同位体シグナルの評価:続成か一次か?【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of paired carbon isotopic signals from the Ediacaran Doushantuo phosphorites: Diagenetic or primary?

著者 (1件)： Li Menghan (School of Earth and Space Sciences, University of Science and Technology of China, Hefei 230026, China)
資料名： Precambrian Research  (Precambrian Research)
巻： 349  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0257B  ISSN： 0301-9268  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,Ediacaran Doushantuo炭酸塩と燐灰岩からの炭酸塩炭素(δ13C_carb)と有機炭素(δ13C_org)の高分解能C同位体データ,およびDatang鉱山とChuanyuandongセクションからのNantuo層の下層の till石からの報告である。DatangセクションのNantuo Partiteでは,負のδ18O値が-27.2‰まで,δ13C_carbとδ18Oとの明瞭な共分散がほぼ-10‰から-16‰の範囲で,δ13C_carbとδ18Oとの明瞭な共分散は,ほぼ全ての一次CとO-同位体組成が天水続成作用によってリセットされたことを示唆する。一次同位体信号のほぼ完全な修正は,続成作用中の淡水条件への頻繁な曝露と,多孔性のite石堆積物の石化による可能性がある。-16.8‰までの非常に負のδ13C_carb値は,埋没続成作用中の有機炭素の再鉱化作用に由来する12Cに富む溶存無機炭酸塩の寄与を示唆する。これらの観測は,古環境再構成のために, till石試料を使用するとき,注意が必要であることを示唆する。DatangとChuanyuandongセクションからの相関下部燐灰岩鉱床は,δ13C_carbとδ18Oの間の明確な共分散を示すが,Chuanyuandong燐灰岩は,Datangセクションよりδ13C_carbとδ18Oの負の値を有する。下部燐灰岩のδ18O値の大部分は二次続成過程によって変化したが,δ13C_carb値は>-3.5‰であり,δ13C_org値は<-28.0‰であり,同時のリン酸塩に富む海水の一次同位体組成を示す可能性がある。対照的に,δ13C_carb値が-0.2‰から-4.5‰の範囲のδ13C_carb値とδ13C_carbとδ18Oの間の共分散の欠如が特徴である上部燐灰岩は,燐灰石が形成される海水の一次同位体信号を記録している可能性がある。リン酸塩に富む海水の化学組成は,Ediacaran Doushantuo層の2つのリン生成事象の間に変化した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化学組成 ,  *同位体 ,  降水 ,  *続成作用 ,  燐灰石 ,  リン ,  同位体存在比 ,  リン酸塩 ,  共分散 ,  鉱化作用 ,  炭酸塩 ,  *燐灰土 ,  有機炭素 ,  高分解能 ,  古環境

著者キーワード (5件)： Doushantuo燐灰石 ,  チライト ,  C同位体 ,  O同位体 ,  続成変質

分類 (1件)： 同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 燐灰岩 ,  炭素同位体 ,  シグナル ,  評価 ,  続成