抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:Graves病(GD)の甲状腺機能亢進症患者の血清25-ヒドロキシビタミンD3(25-OH-D3),インターロイキン4(IL-4),およびインターロイキン4(IL-4)の発現を調査する。甲状腺刺激ホルモン受容体抗体(TR-Ab)レベル及び末梢血CD4+CD25+Foxp3+調節性T細胞(Treg細胞)の変化について、その意義を検討する。方法GD甲状腺機能亢進患者40例(観察群)に、いずれもメチマゾールによる治療を行い、ビタミンD欠乏者(18例)を合併し、ビタミンD(A法骨化アルコール軟カプセル)を補充し、また、同期健康診断者20例を対照(対照群)とした。両群の血清25-OH-D3、IL-4、TR-Abレベル及び末梢血CD4+CD25+Foxp3+Treg細胞数を比較した。【結果】対照群と比べて,血清25-OH-D3,CD4+CD25+Foxp3+Tregの割合,およびIL-4の血清中濃度は増加した(すべてP<0.05)。観察群の25-OH-D3レベルは,TR-Abと負の相関(r=-0.83,-0.73,P<0.05)を示し,CD4+CD25+Foxp3+Treg数と正の相関があった(r=0.56,P<0.05)。治療前と比べ、観察群のビタミンD補充後、寛解期血清TR-Abレベルが低下し、寛解期血清IL-4レベルが低下した(P<0.05)。治療前と比較して、観察群の寛解期の血清TR-Abレベルは低下した(P<0.05)。結論:GD甲状腺機能亢進患者の血清25-OH-D3レベルは低下し、CD4+CD25+Foxp3+Treg細胞は減少し、サイトカインIL-4レベルは上昇し、25-OH-D3レベルはTR-Ab、IL-4レベルと負の相関があった。CD4+CD25+Foxp3+Treg数と正相関し、ビタミンD欠乏患者に対してビタミンD治療を補充することにより、IL-4レベルを低下させ、患者の免疫機能調節に一定の作用を有する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】