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J-GLOBAL ID：202002218741539251   整理番号：20A0843711

超越Planckの検閲予想からのインフレーションエネルギースケールに関する普遍的上限

Universal Upper Bound on the Inflationary Energy Scale from the Trans-Planckian Censorship Conjecture

著者 (5件)： MIZUNO Shuntaro (National Inst. Technol., Hachinohe Coll., Aomori, JPN) ,  MUKOHYAMA Shinji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MUKOHYAMA Shinji (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  PI Shi (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  ZHANG Yun-Long (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： YITP  (YITP)
号： 19-91  ページ： 7p  発行年： 2019年10月07日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近提案された超越Planckの検閲予想(TCC)からのインフレーションエネルギースケールに対する制約を研究した。再加熱温度T_rh:H_inf/M_Pl≦T₀/T_rhによってのみ決定されるインフレーションHubble膨張率H_infに関する普遍的上限を見出した。ここで,T₀は現在の光子温度である。上限は,臨界状態方程式パラメータω≒-1/3を持つインフレーション後の振動段階,または複数の段階を持つインフレーションモデルにより飽和させることができる。ビックバン元素合成に必要な最低再加熱温度において,CMBスケールでのテンソル対スカラー比rの上限はr≦10^-8であり,多くのストリングに触発されたインフレーションモデルで実現できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 行為 ,  *インフレーション ,  *再加熱 ,  状態方程式 ,  加熱温度 ,  *膨張係数 ,  Hubbleの定数 ,  宇宙論 ,  元素合成 ,  宇宙背景放射
準シソーラス用語： ビッグバン元素合成 ,  検閲 ,  再加熱【宇宙】

分類 (1件)： 宇宙論  (DB07000D)

引用文献 (70件)：

• G. Hinshaw et al. [WMAP Collaboration], Astrophys. J. Suppl. 208, 19 (2013) doi:10.1088/0067-0049/208/2/19 [arXiv:1212.5226 [astro-ph.CO]].
• N. Aghanim et al. [Planck Collaboration], arXiv:1807.06209 [astro-ph.CO].
• R. Brout, F. Englert and E. Gunzig, Annals Phys. 115, 78 (1978).
• K. Sato, Mon. Not. Roy. Astron. Soc. 195, 467 (1981).
• A. H. Guth, Phys. Rev. D 23, 347 (1981) ;

タイトルに関連する用語 (4件)： Planck ,  検閲 ,  予想 ,  上限