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J-GLOBAL ID：202002219240664269   整理番号：20A1567296

地下鉄駅における垂直昇降設備の今後の維持管理に向けた現状と課題の把握

CURRENT SITUATION AND ISSUES FOR FUTURE MAINTENANCE OF SUBWAY STATION ELEVATORS

著者 (3件)： 辻貴大 (政策研究大学院大学 政策研究科) ,  日比野直彦 (政策研究大学院大学 政策研究科) ,  森地茂 (政策研究大学院大学 政策研究科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 75  号： 6  ページ： I_117-I_126(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の高齢化社会の進展,身体障害者の外出機会増加および東京オリンピック・パラリンピック競技大会を2020年に控えていることから,改めて公共交通機関におけるバリアフリーとしてのエレベーターが注目されている.これら設備の整備は各種法令に基づき補助制度等により着実に進捗しており,近年では利用者ニーズの多様化から受益者負担を視野に入れた設備整備も検討されている.一方で,エレベーターの増加に付随して,維持管理費用の増大が課題となる.これまで,点検に基づく維持管理は期間により画一的に実施され,利用実態が反映されていないのが現状である.本研究では,地下鉄駅におけるエレベーターを対象に利用実態,維持管理費用等の関係を明らかにし,これらの実態を把握するとともに,今後の維持管理費用抑制に向けた方策を提案する.(著者抄録)

シソーラス用語： *地下鉄道 ,  バリアフリー ,  *エレベータ ,  *保全費 ,  抑制 ,  鉄道駅 ,  利用 ,  実態調査 ,  分析 ,  点検 ,  修理 ,  *対策 ,  経路 ,  提案
準シソーラス用語： エレベータ装置 ,  エレベータ昇降路 ,  維持管理費 ,  地下鉄駅 ,  費用 ,  複数 ,  設置

著者キーワード (5件)： subway station ,  elevator ,  number of operation times ,  maintenance cost ,  multiple routes

分類 (2件)： 鉄道施設・建設一般  (RC07010F) ,  工場,発電所,運輸・倉庫建築  (RB05060R)

引用文献 (18件)：

• 1) 都市鉄道における利用者ニーズの高度化等に対応した施設整備促進に関する検討会 報告書,2018.
• 2) 磯部友彦:鉄道駅内の昇降装置の設置効果に関する調査分析,土木学会第 60 回年次学術講演会講演概要集 IV, pp. 581-582, 2005.
• 3) 若林拓史,夏目浩次:駅空間における経路距離に着目した障害者の移動許容性の改善提案法に関する研究,日本都市計画学会都市計画論文集,No. 39-3, pp. 487-492, 2004.
• 4) 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団:バリアフリー整備ガイドライン旅客施設編 解説集,2014.
• 5) 堀 健一,秋山哲夫,磯部友彦,林山泰久,田中啓太郎:鉄道駅におけるエレベーター・エスカレーター整備の便益計測手法に関する検討,土木計画学研究・講演集,Vol. 25, CD-ROM, 2002.

タイトルに関連する用語 (6件)： 地下鉄駅 ,  垂直 ,  昇降設備 ,  維持管理 ,  現状 ,  把握