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J-GLOBAL ID：202002219460578348   整理番号：20A2059412

交換可能および非交換性カリウムに基づく福島における玄米への低放射性セシウム移動による土壌スクリーニングのための先進的アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Advanced approach for screening soil with a low radiocesium transfer to brown rice in Fukushima based on exchangeable and nonexchangeable potassium

著者 (7件)： Kurokawa Kohei (Graduate School of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5, Shimogamo, Hangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan) ,  Nakao Atsushi (Graduate School of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5, Shimogamo, Hangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan) ,  Wakabayashi Shokichi (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50, Harajukuminami, Arai, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Fujimura Shigeto (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50, Harajukuminami, Arai, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Eguchi Tetsuya (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50, Harajukuminami, Arai, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Matsunami Hisaya (Tohoku Agricultural Research Center, NARO, 50, Harajukuminami, Arai, Fukushima 960-2156, Japan) ,  Yanai Junta (Graduate School of Life and Environmental Sciences, Kyoto Prefectural University, 1-5, Shimogamo, Hangi-cho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8522, Japan)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 743  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌中の植物利用性Kは,土壌から玄米への放射性セシウムの移動因子を制御する鍵である。日本の福島県における異なるK施肥状況の下で2017年と2018年に栽培された水田について,移動因子を決定した。Kの2つの植物利用性形態,交換性及び非交換性K含量を,同じ水田におけるイネの収穫後及び施肥後に採取した表面土壌に対して調べた。交換可能K含有量は,収穫後と施肥後に大きく減少し,収穫後の土壌の交換可能Kは,移動因子と負に相関した(r_s=-0.70,p<0.001)。収穫後のほとんどの土壌試料は,交換可能Kが減少するにつれて,移動因子が指数的に増加することを示した。しかし,いくつかの試料は交換可能なK欠乏,すなわち交換可能なK<25mgK_2O 100g-1にもかかわらずかなり低い移動因子(<0.005)を示した。通常の施肥前のこの値は,玄米の放射性セシウム含有量を減らすのに補足的K施肥が必要であるかどうかを決定する閾値として効果的に使用されてきたが,この放射性セシウム移動をより正確に推定するためには更なるスクリーニングが必要であった。このように,交換可能Kだけでなく非交換性K含量も,収穫後の土壌試料の移動因子(r_s=-0.60,p<0.001)と負の相関を持つが,互いに相関しない(r_p=-0.10)ことを見出した。さらに,非交換性K>50mg K_2O 100g-1の土壌は,交換可能なK欠損であっても,かなり低い移動因子を示した。したがって,著者らのフィールドスケール実験により,著者らは,交換可能なK欠乏土壌から低放射性セシウム移動速度で土壌を区別するための交換可能Kのそれに合わせて,基準非交換可能K>50mgK_2O 100g-1を他の閾値として使用できると結論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 施肥 ,  *カリウム ,  *玄米 ,  植物利用性 ,  表層土 ,  福島県 ,  *スクリーニング
準シソーラス用語： セシウム放射性同位体 ,  土壌試料 ,  交換性カリウム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 福島 ,  交換可能なカリウム ,  非交換性カリウム ,  放射性セシウム ,  輸送因子

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 交換可能 ,  非交換性カリウム ,  福島 ,  玄米 ,  放射性セシウム ,  土壌 ,  スクリーニング